32bit OSでGPUドライバ(nvlddmkm.sys)がアクセス違反(0xC0000005)を起こすのまき

投稿者: | 2025年6月22日

そのPC、メモリを4GB以上積んでいませんか?4GBを超えたメモリは抜いておきましょう

※つい最近そういう事例に当たってさんざん悩んだので書いておく。以下ChatGPT先生の解説。

原因の正体:「32bitのアドレス空間制限」と「メモリマッピングの衝突」

🧠 1. 32bit OSのアドレス空間の上限

  • 32bitのWindowsでは、扱えるアドレスは最大 4GB = 2^32
  • しかし実際には OSが使えるのは 最大約3.2GB 程度(残りはハードウェア用に予約)。

⚠️ 2. VRAM・BIOS・PCIeデバイスの予約領域

  • GPUのVRAM(例: 4GB)やPCIe周辺機器などは、物理メモリ空間に“マッピング”される
  • 多くの場合、上位1GB程度がこの用途に使われる。
luaコピーする編集する物理アドレスの衝突イメージ(32bit OS):

0x00000000 ----------------------→ 3GB … 通常メモリ
0xC0000000 ----------------------→ 4GB … VRAM/BIOS/PCIe

このマッピングにより、RAMが物理的に16GBあっても、OSからは見えない。それ自体は正常です。


🔥 3. ドライバが誤って使えないアドレスにアクセス

Pascal系のGPUドライバ(GTX 1050 Tiなど)は主に64bit OS向けに最適化されているため、32bit環境で大量のRAMがあると:

  • VRAMのマッピング先がRAM領域と衝突
  • ドライバが DMA/メモリアクセスを試みる → 実際はアクセス不可領域
  • 結果:STOP 0x0000008E (0xC0000005)、nvlddmkm.sys がクラッシュ

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