今日も、おさんぽ日より。

時々おさんぽに行く、隣の市の公園。
いつもの公園ほどではないけれど、こちらもかなり広いです。

遊歩道をずっと歩くと、子供達のためのアスレチックみたいな遊具がいくつかあります。
夕方のおさんぽでここを通ると、いつも子供たちが猿のように（笑）、この遊具にむらがって遊んでいます。

ところが。
昨日のおさんぽ。前日の雨でまだ地面がどころどころぬかるんでいたから？　そうでなければ寒かったからみんな早い時間に帰ってしまったのか？
この遊具には、だ～れもいませんでした。

ここのところ寒くなったせいか、それともダイエット効果で身軽になったせいか。最近の【元】は、妙に元気。
やたらとぴょんぴょん飛び跳ねることが多いです。走ったりするのも嬉しいみたい。
カラダ動かすのが楽しいんだねぇ、元ち。な～んか、動きがちょっと軽くなった気がするよ。
今なら…今なら、あれ、やれるかな？　ほら、子供たち、だれもいないし。ねっ！？

小さい方のアスレチック遊具に近づいてみました。幼稚園でよくみかけるくらいの長さの、滑り台が付いています。お、これ、おもしろそうだねぇ。
なんだか【元】、すんごくやる気満々です。しっぽぶんぶん振って、ニオイを嗅ぎます。
階段は…ちょっと急だなぁ。しかも　【元】の苦手な、「向こうの見えちゃう階段」です。なおかつ、足を乗せる部分は横板ではなくて丸太。
大丈夫かな？
私が先に登ってみました。「元ち、おいで！」
すると、ほとんど躊躇せずに、伸び上がって階段に手を掛けます。えええええ？　足も掛けます。一歩、二歩。
ひゃ～、すごいすごい元ち！！
と思ったら、そこまで（笑）。二歩あがったところで気力がつきたのか（＾＾；）動けなくなり、しばらく迷った末に、飛び降りてしまいました。
ざんねーん。

ふと見ると、別の上り口が。こちらは、小さな子でも上れるように、高さの違う板が何枚か渡されています。
よし、元ち。こっちだ！
こちらは問題なくついてきます。上にあがって、あちこちクンクン点検します。
楽しいねぇ、元。高いね、ここ。おもしろいねー。

よし、じゃあ降りてみよう。
元ち、滑り台、できるかな？
あんまり滑りのよくない滑り台（笑）なので、私が滑ってみても（滑ったのかよ…）すぐに止まっちゃいます。しょうがないので、歩いて降りましたよ。
【元】も結局、駆け下りてきました。
おー、なんだか楽しそう。
元ちん、もっかいやってみる？

２回目、喜んでついてきます。へーーー。意外意外。元ちん、こういうの、大丈夫になったんだー。すごいすごい。
いつもの公園にも同じような滑り台があるのですが、何日か前、登ろうと誘ったら鼻をきゅんきゅん鳴らして拒否されました。
だけど、今日は大丈夫みたい。２回目も、駆け上がって駆け下りて。楽しくってしっぽブンブンです。

そのままのイキオイで私に飛びついてきて、しばらく一緒に遊びました。久しぶりに、ガウガウいいながら飛びかかってきます。テンションＭＡＸ。
私の上着に歯を立てたので、「【元】、それはイケナイんだよ」と軽く叱ったら、すぐにやめました。おりこうさん♪　でも、ガウガウ遊び自体もやめてしまったので、ちょっと寂しかったかな。
私の誘い方がヘタなのか、【元】、いつもはあんまりこの手の遊びにノッてきません。よっぽどテンションあがったときだけです。せっかくノッてきたのになぁ。残念。

さて、気を取り直して。
じゃあ【元】ち、小さい滑り台はできたから、今度、あっちの大きい方に行ってみようか！？　あっちはできるかなぁ。
となりの大きな遊具に移動。
上り口は…ロープをよじのぼっていく方法とか、網に手足をかけて登っていく方法、さすがにこれは【元】にはちょっと無理。
ほかに登れそうなところは？　う～ん。階段がありますが…これまた「向こうが見えちゃう階段」です。しかもやっぱり、踏み板は丸太。さっきあっちでダメだったもんね。ここも登れないかなぁ。
が。こちらの階段は、小さい子でも踏み外したりしないようにという配慮か、丸太が一本ではなく、二本ずつ渡されて。踏み幅が広くなっています。
もしかして、ここなら…？
私が先に登って上から【元】を呼ぼうと…呼ぼうと…呼ぼうと思ったら。な～んと。階段に飛びついて、【元】、私より早く上りきってしまいました。あら～～～。

意外と簡単に登れたのが自分でもよっぽど嬉しいのか。上のフロアにつくと、差尾のくせに巻尾くらいにしっぽを上げて（笑）、よじのぼり用のロープだとか柱だとか、くんくん嗅ぎまくり。はりきって点検します。
はい、点検終わりましたか？　じゃあ、降りますよ～。

こちらの遊具はけっこう高さもあり、滑り台も当然長いです。
そして、よくよく見るとこの滑り台、小さなローラーがいっぱい並べられているタイプ。犬の足でここを駆け下りたら、もしかしたらローラーに足をはさまれたり、へんな風に捻ってしまったり、なんてことになるかも？
やめといた方がいいかなぁ。
でも、ほかに降りる場所がない…。飛び降りるにはちょっと危険な高さです。

よし。
げんげん！　抱っこしてあげるよ。おかさんと一緒に降りよ！
20kgの【元】を、よっこらしょっと抱え上げ、滑り台へ。
カラカラカラカラ…ローラーが音を立て、私たちはゆっくりと滑り落ちていきます。こんな滑り台、私、何年ぶりだろう？
【元】は私のひざに抱えられたまま、しっぽを盛大に振ってます。
途中、滑り台がちょっと曲がりくねっていて、止まっちゃいました。【元】、ちょっと暴れて私のひざから出ようとします。でも、まだ飛び降りるには少し危険な高さかなぁ。
元ちぃ、もうちょっとつきあってよ。おかさんと一緒に降りよう、ねっ！
膝に抱き直し、手すりをちょっと押して、私たち、再び降下。私の膝で、再び【元】のしっぽがブンブン揺れます。
無事に地面に到着！
滑ってる最中に、通りすがりの人に目撃されて、ちょっと恥ずかしかったけど。でも、おもしろかったねー、元ち。

「一緒に遊んだ感」満載のおさんぽとなりました。
歩くだけのおさんぽもいいけど、たまにはこんなのもおもしろーい。
近いうちにまた行ってみようと思います。子供たちがいないタイミングにぶつかるといいなぁ。

Filed by ねこた at 9:45 AM under おさんぽ
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