2010 年 2 月 28 日
がうっ
夕方のおさんぽで。
すごく、すんごーーーーく久しぶりに、ブレンディにあいました。
フレンチブルドッグのブレンディ。とってもいいヤツで、小さかった【元】と、よく遊んでくれました。
知り合った頃は、お互いに立ち上がると同じくらいの高さだったんです。まるで抱き合うようにしてお相撲ごっこをするのに、ちょうどいい大きさでした。
【元】が大きくなり、サイズが合わなくなって(笑)からは、じゃれて遊ぶことが減りましたけど。
それでも、ず~っと仲良しでした。
寒い季節になって、日がどんどん短くなり。早朝のおさんぽで顔を合せていた仲間たちが、だんだん散り散りになってきました。
朝、いつまで経っても暗いですもんね。みんなそれぞれ、時間を少しずつ遅くしたり、公園散歩をやめて家の近くを回るようになったり。
そんなこんなで、ブレンディに会うことも少なくなってきていました。
年が明けた頃からは、私たちの朝のおさんぽの時間帯が、さらに大きく変わりました。
朝、ぱんだくんを送りだしてから、ゆっくり家を出るようになったので。
ママさんのお仕事の関係で、相変わらず早朝さんぽを続けているブレンディとは、ますます…というか、もうほとんど会わなくなってしまいました。
久しぶりにブレンディに会ったのは、先月の半ばくらいだったでしょうか。
珍しく、早朝さんぽに出た私たち。公園に向かう途中で、【元】、ブレンディとママさんをみかけ、喜んで走って行きました。
で、お互いにニオイ嗅ぎのご挨拶をしている最中に。
突然、ブレンディに向かって低く唸ったのでした(汗)
びっくりして引き離したものの、それ以降は全然平気だったようで。
公園まで並んでおさんぽさせてもらったのですが、特に問題なく、普通に一緒にいられました。
あれはいったい、なんだったんだろう?
早朝で薄暗かったから、【元】もちょっとだけ、何か勘違いしちゃったのかなぁ。
などと思っていたわけですが。いや、そう思いたかっただけなのかも。
それからも、ブレンディとは顔を合せることなく時間が過ぎて。
そして今日。
1ヶ月以上ぶりくらいでしょうか。
最初は普通にご挨拶もできていたんですけどね。ブレンディが【元】のニオイを嗅いでくれてる最中に、やっぱり【元】は、唸りました。
ブレンディのママが「ごめんね、ブレンディがしつこくニオイ嗅いでたから・・・」と言ってくれたのですが、でも、そんなことない。ブレンディは、全然しつこくなんか、なかったよね…。ということは?
う~~~~ん。
その後、ブレンディが私に抱きつくように立ち上がってご挨拶してくれまして。
それを見た【元】。いきなり「がうっ」という声とともに、ブレンディに飛びかかろうとしました。
ぱんだくんがリードを引いたので、何も起きませんでしたけど。
げ・元ち・・・。
ブレンディママは、「ブレンディが元ちゃんのママに甘えてたから。元ちゃん、ヤキモチ焼いたんだよねぇ」と言ってくれました。
でもでもでも。普段、【元】は私がほかの犬と仲良くしたからといってヤキモチを焼くようなことはないし。
今回のこれ、「ヤキモチ」とはちょっと違うような気がします。
【元】が小さい頃、ブレンディはあんなにいっぱい遊んでくれたのに。
空牙くんといい、カイくんといい。小さい頃ものすごくたくさん遊んでくれた子たち、ぜ~んぶダメになっちゃったのかなぁ。
何人かの甲斐犬飼いの先輩から、「血のつながったもの同士の方が、争いが起こりやすい」というような話を聞いたことがあります。
遺伝子が近いだけに。同じ群れの中で近い血が重ならないようにするために。
甲斐犬の【元】は、ハスキーの空牙くんともMIXのカイくんともフレンチブルのブレンディとも、もちろん血はつながっていませんが(笑)。
でも、「小さい頃、よく一緒に遊んだ」という意味では、兄弟みたいな立場ではありますよね。
もしかして、そういうことなのかなぁ・・・? とも思ったり。
そうかぁ、ブレンディとは、もうだめになっちゃったのかなぁ、元ち。
おかさん、ちょっと寂しいなぁ。ブレンディ、大好きだったんだけどなぁ(←あんたが、かい笑)
「おかさん、ブレンディがいなくても、【元】がいるから。元気出すでち!」
Filed by ねこた at 8:35 PM under おともだち
10 Comments
全ての犬に対してフレンドリー対応できない。 好き嫌いがハッキリしている。 この辺が日本犬の難しいところでもあり面白いところですね。
時期的に自我がはっきりしてくる頃でしょうから相性の見極めも必要になります。
ウチのクロちゃん8割は相性が悪く2割がOKって感じです。
ドッグランなど行けません(汗)
>風華★親爺さん
少し前まで、【元】が唸るときというのは、たいてい、「相手に対して恐怖を感じたとき」だったと思うんですよ。
あ、びびってる・・・(^^;)と思うと、だいたい唸るんですね。
でも、今更ブレンディのことを怖がるとは思えないし。やっぱり、「小さい頃から一緒に遊んだ相手」に対する、「自分の方が強いんだぞ」という威嚇のようなものだったんだと思います。
そろそろ、そういう時期なんですね、多分。
風華★親爺さんのおっしゃるように、好き嫌いがはっきりしてきたというのもあるかもしれません。
うちも、ドッグランはだいぶ前に諦めました。
最後に行ったときは、【元】はOKでも相手に絡まれるパターンだったんですが。今ドッグランに行ったら、相手によってはもしかしたら自分から仕掛けてしまうかもです(汗)
甲斐犬の宿命なのか~?
日本犬の宿命なのか~?
こちらがそうでなくても、向こうがほっといてくれません。
甲斐犬の強さがかもし出されてて、向こうがびびって構わずにいられないんだわ~と勝手に思ってます(笑
ブレンディより体が大きくなった時点で自分の方が上だと思ったんじゃないかな~?
なのに~下なのに~おかさんと仲良くしてる~ヾ(*`Д´*)ノ”彡☆ ケシカラン!!
ってとこかなぁ?
最初から気に入らないオーラをムンムン出してくれてるといいんだけどね~。
甲斐犬ってニコニコしてても、いきなりガブっとくる犬だと表現した人がいるくらいだから
大丈夫かな~?と思って近付いても揉める。
タロも80%は揉める。
だから、初めてのワンコには、とりあえず女の子ですか~?と声かけることにしてる。
女の子相手だといくらガウガウやられても大丈夫。
しつこいくらいに愛を語るよ~。
>フサッチさん
宿命…なんでしょうかねぇ。甲斐犬といえども、【元】は強そうになんか見えないと思うんですけどねぇ(ため息)
以前いきなり襲いかかってきたビーグルのキューちゃんなんかも、普段は決してそんなことする子じゃないんですって。「【元】だから」がうがうしてきたんだそーです。
よっぽど格下に見られたんだろうねーと言われましたが。
「今は格下だけど、この先つよくなりそうだから、今のうちにシメといてやろう」くらいのところだったのかもしれませんね。
ブレンディはね、すごく人なつこい子で、会えば必ず立ち上がって抱きついてくるんですよ。なので、【元】の方が大きくなってからでも、この挨拶は毎回繰り返されていたのですが。
しかも、【元】は相手が誰であろうと、ヤキモチなんか焼いたことない(家に来たばかりの頃は、私が猫をなでているとヒンヒン鳴いたこともありましたけど)んですよ~。
なぜに今更…?
犬の行動は、謎ですねぇ。
タロさん、女の子には甘いですか(笑)
うちもけっこうでれでれですぅ。「がうっ」とか言われて飛び退いても、顔の下の方から迫りつつ、「きゅんきゅんきゅん~」と哀れっぽい声を出します(汗)
多分大人に近づいてるんじゃないかなぁ。元ちゃんは攻撃的な感じがしないからねこたさんが心配するほどでもないと思う。普通のオスの行動だと思いますよ。多分、頻繁に会って上下関係が解ったり、喧嘩する程の事じゃないって解ったらそれ以上の事はしないと思う。ただ、注意は必要だと思うけど。近所の小型ワンを観察してるとオス同士って最初は喧嘩するけど何度も会うとどうでもよくなるみたい。ただ、どうしてもダメってワンもたまにいるみたいだけど。だけどそこにヒートのメスが来ると大変な事に。小さな愛玩犬がオス同士だと本気で喧嘩始めちゃうの。見た目がかわいらしいだけに凄いギャップがw
>アキママさん
そうですねぇ。【元】が特別攻撃的な性格ではないっていうのは、確かだと思うんですよ。今のところはね。
おとなに近づいてるんですね。そのとおりだと思います。
特に日本犬の牡としては、おとなしいものかもしれません。ブレンディと、確かにもっと頻繁に会えていれば、こんなことしなかったかもしれませんね(もっとも、毎日仲良くしていて、ある日突然ダメになるというケースもあるみたいですが)
牡同士って、本当にいつ何が起こるかわからないですね。
ヒート中の女の子をはさんだ喧嘩。強烈だって聞きました~
男の子がみんなぴりぴりしてて一触即発状態だって。ヒートの女の子は一年中いるけど、春は特に多いみたいなので、気をつけないと…(怖)
え゙~~~っ!
【元】ち、強そうに、というかコワそうに見えまっせぇ(w
>くまぱぱさん
え゙~~~っ!
そうですかぁ。コワそう…? この、この顔が…?(じっと顔を見る)
今朝もおさんぽ仲間ママさんと「【元】は一度ね、獰猛な目をしてるって言われたことあるのぉ」「えー、元ちゃんがぁ? この小さな目でぇ? ぎゃははははっ」という会話をしてきたばっかりですが(笑)
コワそうでしょうかねぇ。いっつも困ったような戸惑ったような顔してると思うのですがぁ。
日本犬の牡としてはある程度仕方ないのかな・・って思います。
大人になってくるとどうしてもね。
でも日本犬の牡にしては元ちはおとなしいほうだよね。
でもさ、もし攻撃的になったとしてもそれはそれで日本犬のよさって思って
向き合っていけばいいことだよね^^
私はいつもそう思っています。
やまもとさんは本当に穏やかに育ってくれたけど、若いときはもし攻撃的になっても
いいって思いだった。もしどんな子にもフレンドリ-な牡犬と暮らしたかったらそういう犬種と暮らせば
いいんだものね。
私は私で日本犬が好きで日本犬と暮らしているんだからっていつも思ってたんだ-。
ちなみに私、ガウガウの日本犬も大好きだったりします(笑)
でもね、そういう性質をきちんと勉強してるからか日本犬飼ってる方って比較的マナ-がいいな-って
思うのは贔屓目かな?(笑)
元ちの目。。。つぶらな目だし♪
>yoshiさん
ありがとー。そうねそうね、日本犬だもんね。
甲斐の牡を迎え入れた時点で、攻撃的になることはある程度覚悟の上だったんだけど。
でも、ここまで割と穏やかに育ったからねぇ。やっぱりこの方がラクだし、できればこのままで…なんて思って。
だんだん欲(?)が出てくるというか。
ほかの犬とフレンドリーに遊べれば、それを見ている飼い主はやっぱり楽しいんだよね。喧嘩してるよりは、遊んでてくれた方が、飼い主も穏やかでいられる。
だけど、やっぱり。最初のことを思い出したら。ガウガウ犬になったとしても、それはそれで受け入れて飼い始めたんだし。
ブレンディと遊べなくなって寂しいのは。実は、【元】じゃなくて私だったのー(笑)
小さい頃「遊んで遊んで犬」で、でもおさんぽで会う子のほとんどが小型犬だったから。からだばっかり大きい無遠慮な子犬を、誰も相手にしてくれなかった頃。ブレンディだけだったんだな、遊んでくれたのが。
なので、なんだかすごーく残念。仕方ないけど。