2010 年 5 月 9 日
爪、切りました
【元】の爪。
引き取る直前にお里の翔ママが、すべての爪を切ってくれていました。
「甲斐犬の爪は黒いから、どこまで切っていいか不安でしょう」と。
確かにそうだよなぁ。真っ黒で、どこまで血管とおってんのかわかんないもんね。
その後、【元】の爪は一向に伸びた様子を見せません。
ほんとは伸びてるのかもしれないけど。アスファルトでのおさんぽが多いので、すり減っちゃうんですね。
我が家に来たときのまま、ぱっつんぱっつんに短い爪のまま、【元】は大きくなりました。
が。
親指の爪だけは、ねぇ…。
歩いても、地面につかないから。伸びちゃうわけですよ。
以前、「別に害はないから、飼い主が気にならないなら、放っておいても大丈夫だよ。ただ、ストッキングはいて犬と遊んだりすると、引っかかって伝線するけどねー」と言われたことがあります。
ストッキングはいて犬と…遊ばないよなー、私。そしてもちろん、ぱんだくんも(笑)
じゃあ、いいのかなぁ、別に。
などと思って、放っておいたのでしたが。
このままいくと、なんとなく「ぐるん」って一周して、自分の足を傷つけてしまうんじゃないか?
と、ちょこっと心配になってきました。
う~ん。
今日、【元】の右前足の爪に、葉っぱが引っかかっていました。おさんぽのときに、連れてきちゃったかな?
ぱんだくん、その葉っぱをとった後、じっと【元】の爪を眺めて。
「切るか」
と一言。
えーーーーーー。切るのぉ? 自分で?
こんな黒いのに? どこまで血管とおってんのかわからないのに? うそぉぉん。
ぱんだくん、爪の先を指で示して、「こんなとこまで血管とおってねぇよ」と、鼻で笑いやがりました。
ち。
だってだってだって。どこまでなら大丈夫かわかんないのに、怖いじゃんかよぉ。獣医さん行ったときに、ついでにお願いしたらきっと切ってくれるよぉ。
「いーから。爪切り、とって」
う・・・。
実はわたくし、もう長いこと猫と一緒に暮しておりますが、猫の爪を切ったことも、ほとんどありません。
猫の爪は半透明なので、中をとおる血管がうっすら見えます。その血管が届いてない場所なら、切っても出血しないし大丈夫。という理屈はわかっているのですが。
どうも、ですね。猫の柔らかい足をつかんで、さあ切ろう、と爪切りを当てると。
なんか自分の指先がピリッてするんですよ(汗)
指先から肘くらいまでにかけて、鳥肌がたつというか。きゃー怖いきゃー怖いきゃーーーーー(←ばか)
よんどころない場合に、ほんのさきっぽだけ、尖ったところだけ、本当に気持ちだけ、「ぱちん」っとやったことはあるのですが。ちょっと大げさに言えば、貧血起こしそうなくらい(大げさかな、やっぱり・・・)緊張しました。
透明な猫の爪でさえそうなのに。
黒い犬の爪なんて。ひーーーーーーっっっ!!
うるさい私を無視し、【元】の前足をとって、親指の爪に爪切り(人用)を当てるぱんだくん。
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ 元ちゃーーーーーーーんっ(←いいから静かにしろ)
・・・・・。犬の爪は厚すぎて、人用の爪切りでは切れませんでした。ほっ
それでは…と工具箱を持ち出してきたぱんだくん。今度は、ニッパーを手に取ります。
「おとさん、これ、なんでち? なんでち? くれるの? おやつ?」
お座りの姿勢で右前足を握られたまま、無邪気にニッパーをくんくんする【元】。
なんだか。なんだかもう、今にも【元】の「きゃんっ」という声が聞こえてきそうな気がして、ドキドキの私。
ぱちんっ。
きーーーーーーやーーーーーーーーーーーっ!!(ココロの絶叫)
・・・・・。あ。
地面にぽろりとおちる黒い三角。
ナニゴトもなかったかのように【元】の右前足を放し、左前足を持ち直すぱんだくん。
無邪気におとさんを見つめる【元】。
再度、ぱちんっ。
はい、おしまい。
動転していたため(笑)、右の爪はどっかいっちゃいましたが、左の爪は拾いましたよ。
せっかくなので(何が?)、乳歯やおひげをしまってある保存箱に、入れました。記念だ記念。
活躍してくれたお道具くんたち(爪切りは役立たずでしたが)と、無惨にも切り落とされて転がった爪。
「つまんない。結局おとさんは何もくれなかったでち。・・・ってゆーか、逆になんかとられた気がする」
ふて寝の元さんでございます(笑)
Filed by ねこた at 1:12 PM under あれこれ,はじめての・・・,健康
18 Comments
休みが終わって復活ですね。 よかった、よかった。
ワンコ用の爪切りって、ありまっせ。
>くまぱぱさん
一進一退ではありますが…でも、最初の頃と比べたら、痛みの度合いも格段に低下いたしました~
犬用の爪切り…。そう、あるのは知ってるんです。今回も、ニッパーで切るとか言い出したので、せめて犬用爪切り買ってきてからにしようよ~。と言ったのですが…。
ぱんだくんは、流用大好きくんなので。家にあるものを流用できるなら、専門の道具なんて必要ない、というタイプなんですよ。それはそれで、確かに素晴らしいポリシーだし、家にモノを増やさない賢いやり方だとは思うのですが。
でもでもでも、そんな、ニッパーなんか使って、怪我でもさせたら…と、アタフタする私をしり目に、すべてはあっという間に終わったのでした。。。
そういやうち、猫の爪も、人用爪切りで切っております。
うちも人間用です。
痛くないはずなのに嫌がりますよねぇ。
そしてほんとにくったりなりますよね^_^;
あのつめにパワーがちょっぴり含まれている?!
犬用の爪切り、モミジの爪も切れて便利ですよww
親指の爪は薄いからニッパーでも大丈夫ですが、他の指の爪は太い(断面が丸い)ので、ニッパーだと爪が割れることがありますよ。
ギロチン式の方が爪を挟まれる感覚がないので犬も嫌がりません。
でも、元ちは親指以外は伸びてないから大丈夫なんですね♪
うちもとうちゃんが人間用の爪きりで切りますよ。狼爪ね。クルンとまるまってて、うっとおしそうだもん。テツは平気な顔してます。目を引っかいたりしたらばい菌が入るから、定期的に切ってます^^ママさん、ぱんだくんにお任せして^^ママさんはあっち行ってなさい^^
なんだか気持ちわかるですぅ(^^;)私も黒い爪・・・恐いです。
うちもデンは散歩で凄く引っぱるので、爪が短いです。その親指?は一昨日見たら、折れてました。なんだかミョーに気になってます。
切ろうか・・・な(汗)
モコは全部長いですよ(^^;)時々穴掘りするから良いか~と勝手に思ってますが・・・。
わんの爪って人用爪切りやニッパーで切れるんですね。
ちょっとびっくりです。
小夏はわりと爪が伸びるのが早いので、2〜3週間に一回ゆかこなが切ります。
ギロチンタイプの爪切り使ってますが、小夏も慣れたもので、じっと我慢してます。
元ちゃんもおとなしく切らせてるみたいでお利口さんですね。
ところで、元ちゃんの爪は黒いですか?
小夏の爪は茶と黒のしましまなので甲斐犬ってしましまな爪してると思ってたのですが、小夏だけ?
ウチも狼爪しか切りません。
病院行った時とか切ってもらってたけどいつも先生が
『う~ん別に切らなくても大丈夫かなぁ…』って言うのでそのまま。
でもコレが大騒ぎでね!コテツがとにかく爪切られるの大嫌い。
先にコテツの切ると、こはるがビビると思っていつもこはるから切るんだけど
そのスキにコテツは隠れてます(笑)
そういえばカメを水槽で飼っていた時も爪伸びちゃうからウチで切ってたんですよ。
でも1回だけ切り過ぎて出血したことありました。
そんときかめたろう(♀)が
『きゅ~っ!』
って鳴いたの!!!!カメが鳴いた声を聞いたのはそれが最初で最後。
>モリコさん
ちゃこさんの爪は、人間用の爪切りで切れましたか。
うちのはダメだったんですよ~。堅くて切れないとかそういう話じゃなくて。厚すぎて、人間用の爪切りで挟むことができなかったんです。
穏やかちゃこさんも、爪切りはニガテですかぁ。終わるとくったりしちゃうの。なんかいつもくったりしてるイメージはありますが(笑)
うちは、全然気に留めてないみたいでした。前足を握られるのはちょっとイヤみたいだったけど、爪を切られることに関しては、わかってないみたい…?
>Suzukaさん
そうそう。文中でSuzukaさん宛てに「ニッパーでモミジの爪も切れそうですよ~」って書こうと思ったていたのに。書き忘れてしまいました(笑)
犬用爪切り、ギロチン式というのがあるのですね。
【元】は今のところ、親指の爪だけ切ればよいのでニッパーで事足りそうですが。でも、この先どうなるかわからないし、念のために一応用意しておこうかなと、楽天で「ポチ」してみました~。もちろん、おすすめのギロチン式。届いたら、今度はこれで切ってもらいます!(←やっぱり自分じゃやらないのか・・・)
あ。Suzukaさんからいただいたコメントを見たぱんだくんが、「モミジの爪」云々のところを見て、「やっぱり鶏を日常的にシメてる人は、言うことが違うなぁ」とツブやいていました。なんかカン違いしてるみたいです(爆)
>テツのかあちゃんさん
あら。てっちゃんの爪は、人間用の爪切りでOKですか?
そうかぁ。うちの爪切り(写真のやつです)だと、【元】の親指の爪を挟み込めるほど大きくなかったので、諦めました。かあちゃんちの爪切り、もしかして大きいのかなぁ? てっちゃんの爪が【元】より小さいとは思えませんものね(汗)
知り合いの甲斐犬ちゃん(♀)で、この親指の爪を器用に使って、なんと「歯の掃除」をする子がいるんですよ~。彼女は、痒いところをピンポイントで掻いたりするときにも、この爪を使うんだって。人間みたい。ぷぷぷ
すんごくかわいいので、よかったら見てみてください。
http://makirikotorahime.a-thera.jp/article/1650610.html
>ママさん、ぱんだくんにお任せして^^ママさんはあっち行ってなさい^^
↑これ、ウケちゃいました。「追い払われちゃったよ~」とぱんだくんに訴えたら、ヤツもウケてましたよ。
そう、うるさいだけでなんの役にも立たないヤツは、あっち行ってた方がいいんですよね。邪魔だから。でも、つい覗き込んじゃう(笑)
>ユーコネェさん
ああ、よかった。この気持ち、わかってくれる人が、少なくともひとりはいたんだわ~(笑)
怖いよね怖いよね!? だって黒くて血管見えないんだもんね!?
モコちゃんは、全部の爪、伸びてますか。デンちゃんと一緒に散歩してるんですよね?
うちのは「引っ張り」自体はそれほどでもないんだけれど(鳥や猫など、興味があるものを見つけたときだけダッシュしますが、それ以外は、どちらかというと立ち止まってしまって歩かせるのに苦労するくらい)。それでも、そこそこすり減ってますよ~。
モコちゃん、爪伸びるのが早いんでしょうかね。それとも、うちのが異様に遅いのかも?
デンちゃんの親指の爪…。折れちゃってるんですか? デンちゃん、痛くなかったのかなぁ。
知り合いのコーギーちゃん、ママのバッグにつるしてあったチャームに親指の爪を引っかけて、怪我をしちゃったそうです。しばらくびっこ引いてた。デンちゃん、なんともなくてよかったですね。
ユーコネェさん、切るの? 切るの? 思い切って? ぱちんって!? だだだ・大丈夫。先っぽだけなら、痛くないはず。きっと大丈夫。
がんばれ~~~(汗)
>ゆかこなさん
Suzukaさんのくださったコメントによると、親指の爪以外は、ニッパーで切ると割れることがあるかも?とのことです。
あと、爪をはさまれる感じがするので、犬も嫌がる可能性が高いとか。
ギロチン式の犬用爪切り、私も買いましたよ~。楽天でポチ。まだ来てないけど。
小夏ちゃん、爪がしましま!? 改めて【元】のをじっくり見てみましたが、やっぱり真っ黒でした。
しましまって、どんな感じなんだろう。はっきりした縞ですか? うっすら? 縦縞なのかしら、やっぱり。う~~~む。想像つかない。
小夏ちゃん、今度あったら、爪見せてね~~~♪
>コテツおかんさん
コテツ家も、散歩の距離は十分ですもんね。
おまけに、コテツくんの運動量。これじゃ、爪も伸びようがないのでは(笑)
コテツくん、爪切られるの大嫌いですか。
うちでは、猫のちびが大騒ぎだなぁ。少し前までは、ビビりながらもおとなしく切らせていたんだけど(というか、怖くて固まってたのかも 笑)、最近、ぱんだくんに向かってナマイキにも「しゃーーっ」とか言うようになりましたよ。でも切っちゃうけど(^^)
カメも! カメも爪切りですかぁ。「水槽で飼っていた時」ってことは、お庭で飼うようになったら、やっぱりすり減るんですね。お庭、土ですよね? 土の上を歩いただけですり減るんだ。しかも、カメの歩みだから運動量多いとも思えませんが(笑)
かめたろう(♀)、深爪で絶叫。『きゅ~っ!』
くぅぅ(涙)。やっぱりねぇ、痛いんですよね、深爪。うぅぅぅ。カメさえ叫ぶ深爪の痛み。
ああぁぁぁぁぁ。また恐怖がよみがえってきたぁぁ(←うるさい)
狼爪は切らないと、くるんとなって引掛けるんですよね。
お竜も一度、そろそろ切らないと危ないねと話していた矢先に怪我をしました。
フィラリアの薬を飲ませる時期には、毎月病院に行っていたので、ついでに爪切り、肛門絞り、耳掃除の三点セットをしてもらっていたのですが...冬になり、怠っていたら、引掛けて怪我をしました。
そのときの記事です。
http://oryou3.exblog.jp/7282991
うちも犬用の爪きりを買ったんですが、置いてあるだけです。お竜さん、触られるのは断固嫌ですというタイプだから、困っています。
元ちゃんも、これで慣れていつでもパンダ父さんにお手入れしてもらえるようになるといいですね。
獣医さんだって、甲斐犬の爪は分からないものですよ。
お竜さん、何回深爪されたか...飼い主としては、文句は言わないけれど、ちゃんとやってよねぇーと心の中ではどづいています!
>お竜のBOSSさん
爪切り、肛門絞り、耳掃除…どれも、やってないです、うち(汗)
爪切りは昨日やったけど。
肛門絞りと耳掃除、必要なんでしょうか? 甲斐犬は肛門絞りは必要ないという説と、犬種よりも個体差が大きいという説を聞いたことがあります。耳掃除も、立ち耳の犬種は掃除が必要なほど汚れないという説と、それでも定期的にやったほうがいいという説と。いろいろですよね。
どうなんだろう?と思いつつ、そのまま来てしまいました・・・。
お竜さん、災難でしたね。
切除した爪は、結局、はえてこなかったのでしょうか。
このときは局所麻酔だったのですね。麻酔が効いていれば痛みはないのでしょうが、それでも「何かされる」という恐怖心は強いのではないかと思います。頑張りましたね。その後、病院に近寄らなくなったりはしませんでしたか?
獣医さんでも深爪!? そんなことがあるのですね。それも、何度もだなんて。
お竜さん、それでも病院での爪切りは、ちゃんと受け入れるのでしょうか。「アタシはもう、あんな病院、二度と行きませんからね!」って言いませんか?
爪はちょっと柔な感じですけど、その後ちゃんと生えてきました。
三点セットは毎月は必要なかったと思います。その病院の方針なのでしょうね。毎回1500円ですから。耳にせよ、肛門絞りにせよ、半年に一回くらいで良いのではと感じています。
というわけで、毎月通うのではなく、フィラリアの薬やフロントラインは半年分購入し、自分ですることにしました。不必要に病院に連れて行くことを減らしました。お竜は一度、ヒキガエルを噛んで処置されて以来、病院に行くとハアハアと呼吸は荒くなり、ヨダレを垂らすようになりました。散歩でも病院に行く方向は拒否です。アタシ、そっちは行きたくありません。
怪我をしたときなど、飼い主に見せないし、触らせないので困っています。
その点、岳渡は触られるのはヘッチャラなので安心です。
>お竜のBOSSさん
切除した爪、再生すると柔な感じなんですか・・・。やっぱり「元通り」にはならないものなんですねぇ。
うちは、フィラリア予防薬とフロントライン、毎月もらいに行っています。で、そのついでに正確な体重を測ってもらいます。
うちに来た当初、予防接種や治療などでの通院が多かったため、生後4~5ヶ月でだ知恵のついてきた【元】が、だんだん病院を嫌がり始めました。
ちょうどその頃、フィラリア予防薬とフロントラインをもらいに行くためだけに病院に行ったところ。いつもと違って、診察台の上に乗せられるだけ(=体重を測るだけ)で帰れたことに、びっくりしたようで。
帰り道、本当に意外そうな顔で、私を何度も見上げたので、笑っちゃいました(笑)
それ以来、「病院の方向に向かうのもイヤ」という感じではなくなりましたよ。待合室までは抵抗なく入ります。
順番が回ってきて名前を呼ばれると、なぜか一目散に出口に向かうんですけどね(笑)。とりあえず、「病院に行く」こと自体はラクになりました。
そんなわけで、うちは「毎月もらいに行く派」になりました~。