2010 年 10 月 1 日
受難の日!?
ちびにゃ~ずの世話をするとき。
ついでに、窓を開けて、【元】と子猫たちを会わせたりしています。
たいてい、私がちびにゃ~ずを抱いたまま会わせてます。
【元】は、気が向けばしっぽを振りつつ寄ってきて、時には子猫たちのカオを舐めてやったりしています。
あら~、げんげん、やさしいねぇ。いいおにーちゃんだ。
今日は、【元】が寝そべっているところに、ちびにゃ~ずを放牧してみました。
こうして近寄ってこられると、ちょっと不安みたいです。
元さん、やや戸惑い気味(笑)
ナオ、さらに近づいて、【元】のニオイをかぎかぎかぎ・・・。
【元】、立ち上がって後ずさり(笑)
この後げんげん、ここから飛び降りて去って行きました。ぷぷぷ。
まあ、だんだん慣れてくださいな。近寄ってきても平気で寝ていられるようになるといいね。
ちびにゃ~ずがやってきた当初は、抱いた状態の子猫を見せると、しっぽを振りつつ、それでもやっぱり、首から肩にかけての筋肉が緊張してる感じでした。最近は、だいぶ慣れたみたい。
「抱いた状態」だけではなく、子猫たちが自由に歩いて普通に近寄ってくることも平気になってくれるといいなぁ。
ちなみに、同じ猫である響さんは、目が悪いので子猫たちがいることがよくわかっていないようです。甘えようと私に近寄ってきて、ひざにいる子猫とはち合わせしてしまい、そこで初めて気づくみたい。で、「しゃーっ」とひとこえ発して逃げていくことが多いです。
ちびくんは、子猫がいるときは決して近づきません。授乳の様子などを、遠巻きに見ていることはあります。一度、何かの拍子にすぐ近くで子猫を見てしまったことがありましたが、そのときはやはり、「はーーーーっっ!」と叫んで子猫を脅かしてました(汗)
猫同士より、犬である【元】の方が優しいみたいだ・・・。
さて。夕方のおさんぽ。
遊び友達のくーちゃんちの前を通りかかると、ちょうどくーちゃんママが帰ってきましたよ。
ご挨拶をして、なんとなくくーちゃんと【元】が遊び始めたところ。
突然。
「あー、くーちゃんだーーーーっ」と黄色い声が。
あっという間に、2頭は小さな子供たちに取り囲まれてしまったのでした。
幼稚園児から、上は小学校の1~2年生くらいでしょうか。
全部で6~7人?
どうやら、その中の何人かがくーちゃんを知っていて、通りすがりにいつも声をかけていく間柄のようです。
「かわいーかわいー。かまない?」
「おてっ おてっ」
「こわーーーーい」
「ぼくねー、ぼくねー、さわれるよっ」
いろんな声が飛び交って、あたりは真っ黄色(笑)
くーちゃんは普段から子供と接しているだけあって、動揺のかけらも見せません。
【元】は…?
【元】は、子供は嫌いではないけれど、一度にこんなに大勢に取り囲まれ、しかもキーキーキャーキャーの大騒ぎに、やや戸惑い気味です。
ちっちゃな女の子が恐る恐る【元】に近寄ります。
「かまない? だいじょぶ?」
「うん、大丈夫だよ。そーっと手を出してあげてね。こうやって下からそっとね」と声をかけると、お嬢ちゃん、恐る恐る手を出します。
子供のちっちゃなおててでも、差し出されると「オテ」かと思うらしいです。【元】、ちっちゃな手にむかって、そっと手を出します。
「きゃーーーーーっ!」女の子の叫び声(汗)
「すごーい。オテしたぁ。にくきゅうさわっちゃった。あのね、にくきゅうみたいなのが、ここに、こうさわったの!」やや興奮気味に報告してくれる女の子。
そうか、肉球さわったの、嬉しかったんだ。うんうん、よかったね。
【元】もいい子だったねぇ。オテって言われたかと思ったの。だからオテしたんだよね。そんで、相手がちっちゃな子だったから、そーっと手を出したんだよね。偉かった偉かった。すごいねぇ。
この女の子の弟らしき子も、お姉ちゃんがうらやましかったらしく。【元】に向かって、「おてっ!」
が。声だけは勇ましいものの、肝心の手は自分の胴体にぴったりつけたまま。どうやら犬が怖いらしいです(笑)
「手、出してくんないと、オテできないよー(^^)」声をかけると
「かまない? かまない?」
そんなに怖かったら、「オテ」なんて言わなきゃいいのにね(笑)
「おてっ」と声はかかったものの、肝心の手が見当たらないので、これまた戸惑い気味の元さん。
なおかつ、さっきの女の子にした「オテ」がみんなうらやましかったらしく。あっちからもこっちからも一斉に「おてっ」「おてっ」と声が飛びます。
いや、もうそれ、どっちに手ぇ出していいかわかんないから(^^;)
すると今度は
「ぼく、さわれるよっ こうやるんだよっ」と声がして、突然、【元】のアタマの上から素早く手を出してきた子がいました。
おおっ(汗)
正直、ちょっと焦りましたが。元さん、多少迷惑そうなカオをしたものの、おとなしくなでられました。ほっ
「あのね、こうやって下からそっと手を出してあげてね」
言われたとおり、改めて下からそうっと手を出す男の子。すると【元】、その子の手をぺろり。
「わーーーーー、なめたなめたっ(喜)」
よかったねぇ、げんげん。なんか喜んでくれたみたいだよ。
ひとり、ややお調子者?(^^;)と思われる男の子が、いきなり【元】の目の前に立ち
「がおーーーーっっ きぃえぇぇぇぇいっ」と奇声を上げて、おかしな動きをして見せました。
犬なんか怖くないぞーっというパフォーマンスらしい・・・?
今日の出来事で、これが一番こわかったです、わたくし(大汗)
さすがに【元】も一瞬驚いたようで、やや身構えました。でも、唸ったり逃げたりは、しませんでしたよ。
「ごめんねー、犬がびっくりしちゃうからね。あんまり大きな声ださないで、そーっと近寄ってあげてね」
・・・・・。この子は、オトナの話なんか聞いちゃいないタイプの子らしく、その後もひとりではしゃいで大声を出したりなんかしておりました。
ま・まあ、いいか(汗)
当然のことではありますが、子供たちに取り囲まれた時点から、解散するまで、【元】のリードの首輪に近いところをしっかり握りしめていましたよ、私。
内心ハラハラするような場面もあったけれど、【元】は終始、ほぼ穏やかでした。よかった。
これまで何度か子供に触ってもらうことはあったし、【元】は大丈夫だってわかってはいるものの。
今日のこの人数と、甲高い声の応酬、奇声を伴ったおかしな動き。あー、ちょっとドキドキでした。
子供達が解散し、くーちゃんともさよならして、本格的におさんぽ再開。
公園をひとまわりして帰り道に向かったところで、またもやくーちゃんとばったり会いました。
くーちゃん、ナイトを従えていましたよ。小学校高学年の男の子2人です。くーちゃんちのご近所さんで、くーちゃんとは大の仲良し。
【元】のこともかわいがってくれる子たちです。
そこからは、くーちゃん&ナイト達とのツレ散歩。
みんなで仲良くくーちゃんちの近くまで帰ってきましたよ。
くーちゃんちの前で、最後のひと遊び。くんずほぐれつ絡み合ったり、突然終わって、少し離れたところでお互いに寝そべったり。
そんなことをしていたら、近所のオジサマが、ナイトくんたちにオヤツを差し入れしてくれました。
エビ入りのおせんべい。どどーんと気前よく、ひと袋まるごと。
礼儀正しいナイトくんたち、なんとくーちゃんママと私にも、オスソワケしてくれましたよ。どうもありがとー。
で。
ナイトくんたち、その場で袋を開けて、おせんべいを食べ始めます。さすが小学生。
ビニールのガサガサいう音と、おせんべいをバリバリとかみ砕く音。それに多分、えびのニオイなんかも漂っていたに違いありません。くーちゃんも【元】も、そっちにロックオン。あ~あ(^^;)
さらにさらに。
年下の方のナイトくん、「これさ、元ちゃんの前で食べたらどうするかなぁ?」などといいながら、わざわざ【元】の近くに寄ってきて、ばりぼりばりぼり・・・。
見つめる【元】は、よだれたらたら。
「【元】、違うよ、それは【元】のじゃないよ。いかないよ!」時々、声をかけます。【元】、動きません。
一瞬、どうしようかなと思ったけれど。
ナイトくんに、「犬の近くで食べないでね」とお願いするよりは、黙ってこのまま見守ることにしました。
公園をおさんぽしていれば、ベンチでお弁当を食べてる人だっていることだし。よその人が食べてるものを、欲しがらずに諦める訓練だって必要でしょう。
当然といえば当然ですが、【元】、ナイトくんに襲いかかっておせんべいを奪い取る・・・ようなことはせず。
よーしよし。頑張ったねぇ、げんげん。
もちろん、【元】にはちゃんとオヤツのご褒美をあげましたよ(^^)。
ちびにゃ~ずに近寄られて後ずさりで逃げ。
ちっちゃな子たちに囲まれ、黄色い声にまみれて戸惑い。
最後には小学生の「えびせん臭攻撃」にあってヨダレじゅるじゅるになり。
げんげん、なかなか大変な一日でありました。
我が家の犬であるからには、ちびにゃ~ずとも仲良くなって欲しいし。
ちっちゃな子供の唐突な行動にも驚かないようになって欲しいし。
よその人が食べてるものを欲しがらずに我慢できるようになって欲しいし。
全部、「社会化」の訓練だよね。
元ちん、今日は頑張ったねぇ。
でも。
水に気をつけた方がいい「水難の相」とか、女性から酷い目にあわされるかもしれない「女難の相」なんてのをよく聞きますが。
子猫に幼稚園児に小学生・・・。げんげん、今日は「子難の相」が出ていたのかもしれないね(笑)
おつかれさまー♪
Filed by ねこた at 11:09 PM under おさんぽ,おともだち,猫と
18 Comments
おはようございます。
げんげんは、とってもお利口さんなのですね^^
ちびにゃぁ~ずに、ご近所のちびチャン達・・・
我が家のお二人なら。。。
ちびにゃ~ずは、間違いなく獲物です(汗)
散歩のたびにパトロール隊のお二人さんに引き摺り回されてますから(涙)
子ども達は、ぜんぜん大丈夫(*^^)v
何をされても、お利口さんにしてます。
食べる物は。。。びみょ~です^^
>雅&龍の母さん
コメントありがとうございます。
ちびにゃ~ずね、エモノですよ、エモノ。うちも、ちびにゃ~ずを路上で見つけたときは、第一発見者である元さん、興奮MAXで飛びかかる寸前でした。全力でリード引いて阻止しましたよ。ぜいぜい
ちびにゃ~ずを我が家に連れ帰り、なんとか穏やかに挨拶できるようになった今でも、散歩のときは猫を見れば即ダッシュ!です。
自転車散歩なもので、わたくし、しばしばイノチの危険を感じたり。いや、イノチの危険というのは正直ちょびっと大げさですが、本当のところ、大怪我覚悟のデキゴトは日常茶飯事です。
虎捺さん(こなつさん、でよいのでしょうか?)も月影丸くんも、子供は全然大丈夫、ですか。いいなぁ。
うちは、子供に対してはそっと接しなくてはいけない、ということはわかっているようですが、やっぱりちょっと、微妙ではあるようです。
子供、好きなのか嫌いなのかよくわかんない。昨日みたいにわーっと来られると、目が泳いだり、途方に暮れた顔になったり(笑)いろいろなんですが。でも、子供たちが楽しそうに遊んでいると、思わず足を止めて見入ってしまったりもするんですよ。
くーちゃんのナイトたちが道ばたで遊んでいるときも、寄って行きたがる。でも、なでてくれようとすると、気分次第では身を引いてしまったり。
よくわかんない坊ちゃんです~(汗)
子難の相ですかぁ^^; 元ちゃん大変な一日だったのね。
ちびにゃーずがあんなに近くにいてもハンターモードにはならないんですね。
元ちゃんエライなっ!! まだ腰が引けているところが何とも(笑) 接し方に困っているのかしら!?
少しずつ距離が縮んで仲良く遊べるようになると良いですねぇ~♪
>子供たちに取り囲まれた時点から、解散するまで、【元】のリードの首輪に近いところをしっかり握りしめていましたよ、私。
よ~く分かります!! 普段犬に接したことのない子はどんな出方をするのか分からないので(汗)
ハラハラしますよね。tetsuは子供がチョット苦手な節が…うちにはにぃにとねぇねがいるのに。
どうやら私が留守の間に近所のチビッ子がtetsuにちょっかいを出したらしくそれがイヤだったみたいで。。。だからキャーキャーいいながらうちの前を通る子がいると吠えてます(汗)
元ちゃん、頑張った。
子猫、黄色い悲鳴、食べ物臭w
私が犬だったら最後の食べ物臭で突撃すると思うw リード引かれたら「おかさん!だったら今すぐオヤツてんこ盛りちょうだい!」って文句言うと思うw
>tetsuママさん
本当に、一日中、困り顔の元ちんでした。あ、いつもか(笑)
ハンターモードになるかどうかは、その場の状況によるみたいです。散歩の時に街角で見かける猫に対しては、飛びかかろうとしますね、やっぱり。特に、逃げて行く猫など、動いてるのは絶対だめ。座ってこちらをじっと見ているような猫だと、近づいてニオイを嗅いでみたいだけな気もします。
我が家のちびにゃ~ずに関しては、私がいつも監視して、子猫を抱いた状態で【元】を落ち着かせてからニオイを嗅がせて、そっと挨拶させているので。多分、こういう手順がなくて、子猫がいきなり【元】の目の前に躍り出たら、反射的に食ってしまうのではないかと・・・(大汗)
tetsuくん、子供はダメですかぁ。そう、イタズラされたりからかわれたりした子って、子供嫌いになりますよね。子供はほんの冗談でやってることなんだけど、犬にはそういうの通じないから。ほんっとやめて欲しい(怒)
昨日わたしたちが遭遇した「がおーっ きぃえぇぇいっ」の子も、小さな子だから仕方ないとはいえ、なんだかほんとに、トホホな気分になりました・・・。
表から見えるところにつないで飼うと、通りすがりの人の影響を受けやすいですよね。犬の一生に関わることだってあるんだから、気軽にちょっかい出さないで欲しいと、本当に思います。
うちは、裏庭につないでるので、通りを歩く人からは見えないし、その点はいいのですが。でも、裏のお宅に小学生の女の子が2人いるんですよ。この子たちは別に問題ないのだけれど、そのお友達が時々遊びにきて。ものすごい足音を立ててうちの庭を覗きにきて、寝ていた【元】がびっくりして起きると、黄色い悲鳴をあげて逃げて行く…みたいなことがあり、やっぱりハラハラします。最初の頃は警戒心満載だった【元】も、最近では少し慣れたようですが。
でも、あちらの子供達も慣れてきてちょっかい出されたら。それも私の留守の間に・・・なんて思うと、ちょっと怖いです。
>アキママさん
はいー。頑張りました。すんごく疲れたんだと思います。夜鳴きもせずにぐっすり(笑)
・・・っていうか、ここのところ、夜鳴き、おさまったみたいです。なんだったんでしょね?
>私が犬だったら最後の食べ物臭で突撃すると思うw
私が飼ってるのが、アキママじゃなくてよかった(笑)
そうだね。お外に出ると7人の敵が待ってるからねえ。いろんなことあるよ。これも社会勉強だねえ。元ちエラカッタぞ!
テツなんか社会勉強もできないよ^^その前に子供には「噛むから近づかないでね」と言います。その方が無難です。なにせお騒がせな四国犬ですから^^;
元ち、お疲れさん。いっぱい勉強してリッパなオトナになって!^^
>てっちゃんのかあちゃん
はい、社会勉強。がんばってまーす。
子供は本当にハラハラします。もしかしたらうちも、本当はかあちゃんみたいに、最初から子供なんか近づけない方がいいのかもしれない。でも、うちは室内飼いじゃないし、庭にいるときに近所の子と何かあったら・・・と思うと、やっぱり子供には慣れておいて欲しいかなと。
上から素早く手を出された時とか、目の前で奇声を発しつつおかしな動きを見せたときとか、もうほんとに、変な汗かいちゃいます。なんで子供って、こういうワケわかんないことをするんでしょうね。どきどきどき。
Y先生とお話ししたんですが、子供が嫌いでも子供に危害を加える甲斐犬って、まず居ないそうです。
でも、危害を加えられたら、反撃することもあるでしょうね^^
あの煩い子猿でも、知らない子でも、子供好きなのは、藍虎&りく&銀ちゃん&摩利です。
共通点は何なんでしょうね。
子猿親子に一番不人気なのが、山徒です。理由は、説教するからw
アキは最初子供が好きでしたが、イタズラ(花火や爆竹とかサッカーボールの投げ込み等々。意地悪?)されてから特に男の子が苦手になりました。なので子供が勢いよく走り寄ってきたりしてもしも恐怖心から噛み付いたら大変なので念のために子供は避けていました。あと意地悪した人の事はよく覚えていて無口なアキが吠えたりしてましたw アキが吠えるなんて私が見てないときに何したんだ?って感じですw
元ち、優しいなぁ。こんなチビネコちゃんたちを優しく見守っている感じで^^
甲斐犬って私何度も言うけど、日本犬の中で一番賢いって思っているから・・・
私が小さいときに初めて仲良くなったワンコも甲斐犬。
まだ犬と暮らしてなかった私はいつも遊びに行ってたんだ。
クロって言う子だったんだけど、案外迷惑だったかな?^^
>りゅうママさん
そうなんですか。子供に危害をくわえる甲斐犬、あまりいないって話でしたか。【元】が子犬の頃に散歩していたら、とおりかかったお宅のお庭から話しかけてくださった年配の女性が、「うちも甲斐犬を飼ってたのよ。でも近所の子供を咬んでしまって、大変だった。あなたも子供には気をつけてね」と言われたことがあるんですよ。その方の犬も、もしかしたら子供にいじめられたのかもしれませんね。
>子供好きなのは、藍虎&りく&銀ちゃん&摩利です。
>共通点は何なんでしょうね。
りくちゃん以外は、「無邪気で遊び好き」が共通点?
りくちゃんはもう、母性本能そのものでしょうかね。おもしろいですね、これ。
今、うちに子猫がいることもあって、「異種間の母性、保護本能」に興味があります。犬は子猫や人間の子供を「守るべき対象」として認識できるのかなぁって。
なにしろ【元】、初対面ではちびにゃ~ずに飛びかかろうとしてましたからね。ほっといたら食っちゃったかも(汗)
でも、今は控え目ながらしっぽ振って、ちゃんとカオなんか舐めてやったりしているし。
今、【元】にとってちびにゃ~ずは、「守るべき対象」なんでしょうかね。それとも「ただ単に、おかさんが睨んでるから咬んだらマズいでち」なんでしょうか。そのあたり、とっても興味あります。
そういえば今おもいだした。【元】は甘噛み時代から、知らないオトナに手をだされると「かぷっ」って噛むこともよくありましたが、小さな子の手はそっと舐めたりしてました。
同種の「犬」以外でも、「幼い生き物」であることは認識できるのでしょうかね。そしてそれは、「乱暴に扱ってはいけないもの」ということになるのでしょうか。犬の思考回路、本当に不思議でおもしろいです。
山徒は、子猿ちゃん一家に説教しちゃうんだ(笑)
乱暴に扱われたり奇声を発したりすると、苦情が出るのかな。それもおもしろいですね(^^)
>アキママさん
そうそう、アキちゃんの話を聞いてたし、ほかにも、傘でイタズラされたら傘が苦手になった子の話を聞いたこともあって。子供のイタズラってほんと、怖いなと思います。
子供は想像力がないから、今自分がこれをすることで、この犬にどんな影響を与えるか、なんて考えてみることもしませんが。
でも、そのおかげで一生、トラウマを抱えて生きることになる犬もいるわけですよね。子供を見ると逃げるようになるだけならともかく、攻撃的になってしまったら、責められるのはとにかく犬ですもんね。
アキちゃん、意地悪されたひとのことは覚えてましたか。さすがに執念深いと言われる甲斐犬だw
犬には、「冗談」とか「からかい」「意地悪」は絶対に通用しませんからね。それは意地悪した方が悪い。
先日きいた話です。ドッグランで牡同士、緊張のご挨拶中だったところ、ビーグルの飼い主さんが自分の犬の尻尾を持って犬をひょいと持ち上げたんですって。動転したビーグルが相手の甲斐犬に向かって激吠えし、甲斐犬がビーグルくんに襲いかかってかみつき、振り回してしまったそうです。ビーグルの飼い主さん、何を考えていたか知りませんが、恐らく、「こいつ、緊張してる。おもしろいから脅かしてやれ~(笑)」という程度だったんでしょうね。それ、ほんとにシャレにならないから(怒)
犬相手に、「ほら、オヤツあげるよ。な~んてウソだよ」なんていう系統のからかい方をするひともいますが、私、あれ見るたびに、ほんとにハラたちます。人間だったら、「もー、なによ、ばかぁ(はぁと)」とかいうことになるのかもしませんが(ならないか 笑)犬にとっては、ただの「意地悪」です。おさんぽでよく会う人で、時々【元】にそういうことをするオジサマがいますが、ほんと、ハラ立ちます。
これまたおさんぽで会うドッグトレーナーさんにも、そんな人いたんですよ。子犬だった【元】に、オヤツをくれるふりして声かけて。【元】がいくと、鼻をちょんっとつついて「うそだよ~(笑)」って。【元】が何度でもそのテに乗ってしまうと「元ちゃん、そんなに何度もひっかかっちゃだめだよ~」などとおっしゃるので。私も「うちの子は、人を信用するように育ててますから!」と、笑顔でw返したことがありました。そしたらさすがにマズいと思ったのか、そのトレーナーさんはそれ以来、やらなくなりました。当たり前だよ。ぷんっ
犬は犬。昔風にいうと「犬コロ」かもしれないけど。でもちゃんと、心はあるんです。お互いに敬意を持ってつきあうべきだと思う。相手が犬だから何をしてもいいなんて思うひとは、犬とつきあって欲しくない。本当にそう思います。
>yoshiさん
【元】は本当のところ、ちびにゃ~ずをどう思っているのでしょうね。一度、じっくり話を聞いてみたいです(笑)
yoshiさんとクロちゃんの話、覚えてますよ~。
飼い主さんが他人を近づけようとしなかったクロちゃん。yoshiさんと遊んでくれたっていうのは、やっぱりクロちゃんにとっても迷惑なんかじゃなかったんですよ。楽しかったんだと思う。
犬を好きな子って、犬の気持ちをちゃんと考えますもんね。それができれば、犬は迷惑がらずにちゃんと受け入れてくれるんだと思う。
小さな子供でも、相手を尊重する気持ち、思いやりさえあれば、うまくやっていけるんじゃないかなぁ。
あ。私が人生で一番始めに仲良しになった犬は、近所の飼い犬「シロ」でした。yoshiさんが仲良くなった「クロ」と正反対だね(笑)
>犬は子猫や人間の子供を「守るべき対象」として認識できるのかなぁって。
と、思いますよ。少なくても昔の犬はそうでしたよね。
犬が赤ちゃんの子守をする。庭先に放れている鶏の番をする。
良く聞く話です。
ちなみに、山徒もウコッケイの番をしています。
野良ネコから守る仕事です。そして、自分へのご褒美にこっそり卵を盗んで食べるらしいw
おりゅうも、ベコよりも強い牡猫が来ると加勢してました。
家の者って認識ができれば、守るべきものになるのじゃないですかね。
ただ、元ちがってことじゃなくて、純血種は、ブリーディングの選択ミスによって、本来の機能が失われている犬が増えたと言います。
紀州を飼っている人が言ってましたが、「牡同士が同居できなくて、殺し合いの噛みあいまでするようだったら、その犬種は、野生の群れでは生きていけなかった」って。
飼い犬なので、狩りの本能が失われても困りませんが、元来持っているものを無くして欲しくないことも多くありますよね。
>りゅうママさん
おもしろいですね。とっても興味深いお話です。
りくちゃんが子猿ちゃんたちを守ろうとすること、それからおりゅうさんがベコちゃんのケンカに加勢すること、これは明らかに、人間の子供や猫を守ろうとしてますよね。誰からも命令されてないわけですし。「家族」と認識しているのでしょうね。
山徒がウコッケイを守ろうとするのは、これも「家族」だからなのでしょうか。それとも、「そう命令されているから」または「ご主人を喜ばせるため」なのでしょうか。
牧羊犬なんかもそうですよね。命令されて羊を守っているのか、それとも家族として「群れ」をまとめるために走り回っているのか。
うちの猫2匹のうち、高齢の響さんに対しては、【元】は敵意を見せないんですよ。以前、夜だけ室内に入れていたときも、さんぽに出るために玄関をとおると、響さんはたいてい玄関で寝てるのですが、【元】、とおりすがりに響さんに鼻を押しつけてしつこくニオイを嗅いだあげく、ベロベロなめてました。でも、その【元】が、散歩中に外で猫に会うと、猛ダッシュで飛びかかろうとするんですよ。
よく、「家族の猫かそうじゃないか、ちゃんと区別がついてるのね」などと言われましたが、でも実は、「動く猫は追いかける」「距離のあるところにいると走って近づきたくなる」なのかな?って。我が家の狭い室内では、おいかけなくても、気づけばすぐ近くにいるから。しかも響さんは、よその猫や【ちび】と違って【元】に対して敵意を見せませんから。それで【元】も、ニオイを嗅ぐだけで気が済むのかなぁ?とか、思ったりもして。
本当のところは【元】に聞いてみないとわかりませんけどね。でも、なんだかおもしろいです。
>「牡同士が同居できなくて、殺し合いの噛みあいまでするようだったら、その犬種は、野生の群れでは生きていけなかった」
なるほど。確かにそのとおりですね。群れの牡同士で小競り合いを何度かして、それで順位が決まるわけですもんね。
日本犬は殺し合いまでは決してしないけど、テリア系はそうでもない、なんて話を聞いたことがあります。テリア限定かどうかはわかりませんが、人間が長い時間をかけて手を入れてきた犬種は、確かに本能的な面でもかなり変化が出てきているかもしれませんね。
そして「日本犬は殺し合いまではしない」という話、私は信じていたのですが。純血種の場合は、そうとばかりも言いきれない場合があるんですね。
>飼い犬なので、狩りの本能が失われても困りませんが、元来持っているものを無くして欲しくないことも多くありますよね。
そうですね。社会性のある動物である、ということを前提に犬は飼われているわけですから。犬同士のコミュニケーションがとれない、引き際を知らない、というのは、かなりキビしいですよね。。。
特に日本犬を飼う人は、人間にあまり手を入れられていない野性味を愛する人も多いので。犬の本能的な部分がどんどん失われてしまうのは、寂しいところでもありますね。
まあ、そうはいっても、野性味丸出しで人の手なんか受け入れない、という子も、町なかで飼うには辛いですけど。人間って勝手w
犬を飼って「犬ッコロ」じゃないって凄く思った。心があって飼い主をよくよく観察してて寂しがったり感謝したりしてるの。人間の子供と一緒。絶対に邪けんに扱っちゃあいけないと再確認した。だからねこたさんが指摘したように冗談やからかいはダメだと思う。真に受けて混乱しちゃうもん。
今、面白事思い出した。子供の頃に実家で甲斐のオスを飼っていた人が「お兄ちゃんみたいだった。私が育てられてって感じだった。」って懐かしがってたのと対照的に、親戚の家で飼っていたチンの雑種のオスは人が見てないところで遊びに来た孫を虐めていたw
あと、りゅうママが指摘してるのも重要だと思う。人間が無理な交配で作った犬って遺伝疾患を抱えていたり、殺し合いする程に攻撃的になってしまったり・・・。日本犬だって随分自然に近いとは言え、無理な交配をすれば問題が発生すると思います。
>アキママさん
そう、犬を「犬っコロ」として見下してるひとたち。犬はちゃんと人を見ているのに、こういう人は犬を見てない。つまり、犬の方が上なんだと思います。犬の方が、ちゃんとつきあい方を知ってる。
甲斐犬をおにいちゃんみたいに思って育ったという方もいれば、オトナが見てないときに(笑)チンにいじめられて育った子もいる。おもしろいですね。
そのチンの雑種くんは、なんかイヤなことでもあったのでしょうかね。それとも、孫が遊びにくるとパパやママがそっちばっかりかわいがるから、ヤキモチ?
どちらにしても、犬って妙に人間くさいですよね。
無理な交配については・・・。確かに、問題点は山ほどありますね。
私は実際に交配に携わったことはないので、あまり口を出せない領域ではありますが。でもやっぱり、見た目だけでなく、気質もきちんと考慮した上で、「いい犬」を作出して欲しいですね。不幸な犬が一頭でも減るように。