おさんぽコースを変えましょう

 

【元】が少し大きくなって、公園まで歩けるようになってからは、もうずーっと。
おさんぽの目的地はいつも、公園でした。

なんでか?
理由はいくつかありました。
主な理由は、こんな感じ。

1.公園内の遊歩道。広くてのんびり歩ける。車もとおらない。
2.顔みしりわんこ友達。中には取っ組み合いで遊んでくれる子も何頭か。
3.水道。持ち歩きペットボトルに、いつでも水を補給できる。

 

ところが、最近…

 

このブログでも何度か愚痴ってしまっていますが、成長期に突入してますます食欲が盛んになった【元】、友達よりも取っ組み合いよりも、飼い主である私よりも、とにかくオヤツ。オヤツオヤツ。おさんぽ仲間のパパママのくれるオヤツ。
オヤツ配りが始まると、目の色が変わり、ぜいぜいいいってリードを引っ張る。オヤツをくれるパパママのバッグやポケットを勝手に嗅ぎに行く。
いい加減にして、もう帰るよ。と歩き出すと、座り込みかぺったんこで抵抗する。かまわずリードを引くと、座ったままもしくは寝たまま、ずるずるとひきずられる。
………。ことここにいたって、私も考えました。このままじゃあ、まずいだろ。

しかも、いったんオヤツに目がくらむと、取っ組み合い友達がそばにいようがどうしようが、知らん顔。
ねぇ、ちょっと、元ちゃん。いっぱい動いて遊んで欲しいから、わざわざお友達のくるこの時間帯を狙って、この公園に来てるんですけど?…などと言ってはみるものの。肝心の【元】は、聞いちゃいない。

しょうがない。とりあえず運動のために、歩く距離を少し伸ばしてみることにしました。
いつもの広場で足を止めるのをやめ、そのままずーっと歩いて、できればドッグランのあるあたりまで。
ところが【元】、「広場はオヤツがもらえるところ」と思っているので、広場を通り過ぎようとすると、かなり抵抗します。たとえ広場に誰もいなくても。「ここでみんなを(オヤツを)、寝て待つでちー」
なんとか広場を通り過ぎても、少し歩いては座り込み、引きずられてまた少し歩いては座り込み。一向に進みません。

もーーーーー(怒)

 

わたくし、もう一度考えました。
なぜ、おさんぽの目的地が公園でなくてはいけないのか?

1.公園の遊歩道は確かに車を気にせずのんびり歩けるけど。逆に、車に馴れておく必要はないかな?
  車がビュンビュン走り、人もたくさん行き交っているような道でも、怖がらずに歩道を普通に歩けるようになっておいた方が、いいんじゃないかしら。
2.取っ組み合い友達の存在は貴重だし、今でもできるだけ犬同士遊んで欲しいとは思っているけど。
  肝心の【元】が「友達よりオヤツ」になってしまっているので、友達に固執する意味がなくなったのでは。
  というか、ドッグランに行く機会が増えれば、今より簡単に取っ組み合い友達はみつかるはず。
  (ラン内はオヤツ禁止だし)
3.朝晩だいぶ涼しくなってきたので、そろそろ、水の補給については考えなくてもよいかもしれない。
  家を出るときに用意した500mlで、なんとか最後までいけるかも。

ということは。
公園じゃなくてもいいんじゃん? 別に。

つい先日、フサッチさんのブログで見た記事が、頭をよぎります。
フサッチさんの方針は。
犬の散歩は、時間もコースも決めない。毎日いろんな時間にいろんな方向へ。そしてできるだけ遠くへ。行きと帰りで同じ道を通らない。
(9/5 赤い月(仔犬募集告知付き) をご参照くだされ。フサッチさん、勝手にごめんね)

これ…なんか、いいかも。

ぱんだくんの出勤時間、夕食の支度などの関係で、どうしても時間が固定してしまいがちな朝夕のおさんぽ。なおかつ、貴重な取っ組み合い友達に会うために、その子の出没時間帯を狙って家を出ていたので、出発時刻がきっちり決まっておりました。朝は4時半、夕方は5時。
お友達に合わせる必要がなくなるなら、出発時間をずらしても大丈夫。朝の帰宅時間を送らせることはできないけど、夕方は、ぱんだくんのその日の帰宅時刻によって、多少のアレンジ可。
うん、よしよし。この方向だ。

 
初めての変更は、日曜日の夕方です。
この日の午後、Lぞおくん夫妻とドッグランで遊んでいるので、夕方のおさんぽ時間をずらすことには、そんなに抵抗はないはず。早い時間にうんPも済んでるしね。
というわけで、この日は夜の8時過ぎに家を出てみました。
行き先は、公園とは反対方向の住宅街。
街灯はありますが、道は暗い。
でも大丈夫。お得意の光る首輪を装着して、元気百倍!さあ、行くよ、元ち★

【元】、歩きません(^^;)
暗い道に入ったとたん、尻込み。ちょっと歩いては、座り込み。
不安そうに辺りを見回しては、「もう帰るでち」と目で訴えてきます。
大丈夫よぉ、ね、おかさんが一緒にいるよ。心配ないさ。ほら、あるこ?(^^)
「………。おかさんは、アテにならないでち(--;)」
なな・なんだとぉ!? むっかーーーーーーー#

結局、ほとんど歩こうとしない【元】をなんとかなだめすかして、30分ほどで切り上げました。
初めての暗い道は、だめかぁ。なるほど。
ね、元ち。少しずつでいいよ。こういう道にも、これから少~しずつ、馴れていこうね。

 

4 Responses to “おさんぽコースを変えましょう”

  1. 9月 8th, 2009 | 3:17 PM

    (T▽T)アハハ! いくらでもトラックバックしちゃってくだせぇ
    あんなブログでよろしければ~
    うんP投げた話。書くんじゃなかったよ(笑

    お散歩の時間を決めないってのは、犬にとっていいことだと思うんだよね。
    犬も時間の感覚があるから、時間が決まってるとちょっとでも遅れたり、なんかの事情でその時間に行けないときに犬にストレスがかかるんじゃないかなぁ?

    都会では、あまり遅い時間に散歩していると職質されるのでご注意を~
    母は早朝すぎて(3時)よく声をかけられるそうです(笑
    黒い犬は夜は見えないので、飼い主は不審者に見えるみたい( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

  2. アキママ
    9月 8th, 2009 | 7:09 PM

    元ちゃん、カワイイ。「おかさん、迷子になるしあてにならないでち。」とか「おかさん、悪い人が来たら元ちを抱っこして逃げるでちよ。」とか言ってるのかな?キャハ
    アキはどこでも平気で歩き回ります。子犬の頃からあちこち歩き回ったからかな。アキと散歩してて思ったんだけど、一人じゃ絶対に行かないような場所でも犬となら行ける。これって母親も同じ事言う。人気のない所とか。兎に角あちこち。殆ど全部の通り道。だから近所の様子がよく分かるの。面白いね。
    明るい時に一緒に下見しておいたら元ちゃんも安心するかも。

  3. 9月 8th, 2009 | 8:22 PM

    >フサッチさん

    そういや、そんなコメ応酬があったねぇ(汗)
    事後承諾トラックバック、ごめんなさい(^^;)

    確かに、おさんぽに行けるはずの時間になってもなんの音沙汰もない…という状況、犬にとってはかなり負担になりそうですね。「今日は都合が悪いから、あと1時間待ってね」なんて、犬には理解できないから、いつまで待たされるのかわからないわけだし。
    ただ、一応まだ「子犬」なので、おちっこの我慢に限界があるみたいなんだな。日中は適当に庭のすみっこで済ませてるんだけど、夕方が近づいてくると「そろそろおさんぽだからそれまで待つでち」ってなるみたいで。それの限界点が、「いつものおさんぽの時間」らしいです。
    そのあたりを、なんとかうまく調整してあげられるといいんだけどなぁ。いろいろ工夫してみます。

    早朝の暗いうちとか、夕方暗くなってからさんぽに出たとき、怪しまれたことは今のところないのですが。元は逆に、暗い道での通りすがりの人がすべてアヤシイ人に見えるらしく、かなり警戒します。
    歩いてる人も軽く警戒するけど、「座りこんでいる人」が特に怖いみたい。公園のベンチで休憩してる人、家の前で夕涼みしてる人をみかけると、だいぶ手前で尻込みします。「大丈夫! 行くよ」と声をかけて引っ張っていくと、座ってる人の前を通り過ぎながらその人の顔をじっと見つめ、「くぅん…」と鳴きます。で、通り過ぎてから、小さく「うぅぅぅ」と唸ってみたり(笑)

  4. 9月 8th, 2009 | 8:27 PM

    >アキママさん

    そう。なんか全然信用されてないみたいです、私(汗)
    抱っこしてフラフラしながら何歩か歩くことはできるけど…さすがに走って逃げるのは無理かも。そしていくらなんでも、【元】が自分で走った方がずっと早いと思います(笑)

    アキちゃん、知らない道でも物怖じしないのですね。【元】も、明るければ知らない道も平気みたいなんですが…。少しずつ、暗い道にも馴らそうと思っています。
    犬と一緒だとどこでも平気。う~ん。わかる気もします。黒い犬って見た目が怖いから、悪い人がきても警戒して近づいてこなさそう。