今日も、おさんぽ日より。

　

迷子になりました。久～しぶりに。
何年ぶりでしょう。子供のころ以来？

　

　

はい、すみません。私は嘘をつきました（＿＿；）

　

　

そうなんですよ、私、実はしょっちゅう迷子になります。立派な（？）オトナになった今でも。

特にこのあたりの道って、入り組んでいてわかりにくいです。
道が変な方向にうねっていて、北に進んでいると思ったら、いつの間にか東に向かっていた、なんてことは日常茶飯事。
ある場所に行くのに、今日は一本向こうの道をとおってみましょう♪なんてご機嫌で歩いていくと。「そろそろ、もとの道に戻ろっと」のときに、どうやって戻ったらいいのかわからない自分にハタと気づく。こんなことが、しばしばあります。だってこの道、最初と違う方向に伸びてるんだもの（涙）。「もとの道」はどこに行ったの！？　そもそも、最初の目的地だったはずの場所は、どっちの方向！？

この街に引っ越してきて、５年たちます。最初の頃は、この近辺の地理といったら、駅までの道しかわかりませんでした。それと、スーパー。
せっかく新しい街に来たんだから、少し地理を覚えよう！と、休日には張り切って歩いてみたりもしたのですが。
歩けば歩くほど、なんだかよくわからないことになっていきます。
そのうち仕事がどんどん忙しくなってきて、平日は日付が変わってからの帰宅、休日は家事をこなしたらあとはゴロゴロするだけ…の日々。もういい。道なんか知らなくったって、別に困らないや。

そんな生活も、【元】が来てから少し変わりました。
同じ公園に行くのにも、それこそ何通りも行き方があります。【元】と一緒にあちこち歩き回るうち、「ここを曲がるとここに出るのね」「この建物の前をとおるには、こっちからもこられるのね」みたいなことが、だ～んだん、わかってきましたよ（＾＾）ｖ

　

さて。昨日の夜のおさんぽ。
予防接種の後なので、安静にしているようにと先生から言われていました。なので今日は、トイレさんぽ＆ご近所一周くらいね♪と軽く考えて出かけた私。
先ほどの記事に書いたとおり、おさんぽではできるだけ「いつもの時間」「いつものコース」を作らないように。
時間をずらして、あたりがすっかり暗くなってから出発。よし、今日はこっちの道に行ってみようね。
次、ここ曲がってみようか。ああ、こんなところもあるんだね、元ち、おかさんも、ここ、知らなかったよ、ふ～～～ん。
てくてくてく・・・
そこそこ歩いたね。今日はおさんぽ控えめにって言われたし。元ち、そろそろ帰ろうか。

帰ろうか。

帰ろうか。

でも、どっちに…？（・＿・；）

こ・ここはどこ！？　どこなのぉぉぉ？

　

例によって、「暗くて初めての道」に不安げな【元】。

これ以上、不安にさせてはいけないわ。ここはひとつ、おかさんが明るくふるまわないと！
元ち～、じゃあ今度は、こっち行ってみよっか。大丈夫よぉ。おかさん、ちゃ～んと道わかってるんだからぁ（＾－＾）
「うそだ…。おかさんは、うそをついているでち。【元】にはわかる。これは、イワユル『迷子』でち…（－－；）」
や・やあねぇ、そんなわけないじゃないのぉ。ほーーーーっほっほっほっほ（汗）

ヒソカに手に汗にぎりつつ、歩き回ること約一時間。
やっと…やぁっと、かすかに知ってる場所に出ました。とはいっても、歩いてきたことがあるわけではありません。車でおでかけするときに、助手席からちらっと見たことのある光景。
えーとえーと、ここは…。この建物が右手に見えるから、きっとここを左に曲がった方向に家があるはず。
と、そのとき。
なんと【元】は、当たり前のように左に曲がったのでした。あれれ？
その後も、少し歩いては自然に角を曲がります。相変わらず知らない道が続くため、不安そうではありますが。それでもなんだか…曲がる方向が、間違っていないみたい。
ああ、ここまでくれば私にもなんとなくわかる。多分、家はそこを右に曲がって…あ、【元】が右に曲がった！　すごいすごい。
もしかして、これって…「帰巣本能」ってやつですか！？

感心しつつ歩くうちにいつしか、いつも公園へのおさんぽに使う道に戻っていました。
やったぁ。帰れる、帰れるよぉぉ（涙）

　

ね、元ち、言ったでしょ。
おかさんに任せておけば、ちゃ～んとおうちに連れて帰ってあげるんだから。頼りにしてねっ！（＊＾－＾＊）

　

もう誰も…誰も信じないでち。

　

　

Filed by ねこた at 1:29 PM under おさんぽ
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