おとさんは裏切り者

 

みんなでお昼を食べに行った後、ねこさんと姪っ子うかぞーちゃんは、おうちに帰ってゆきました。
ばいばい、またね。またあそぼーねー。

 

りゅうママさんちで午前中お茶をいただいてる間、続いてお昼ごはんの間、ずっと車の中でお留守番だった【元】。
そろそろ出してあげないと、ちょっとかわいそうかな。それに少し歩きたいだろうし。

りゅうママが提案してくれて、みんなでお散歩に行くことになりました。

 

メンバーは、巨大幼犬「銀ちゃん」、子煩悩が行き過ぎて優等生から一気に要注意人物扱いになってしまった「りくちゃん」、そして【元】です。

お散歩ひょっほほ~いオトコの銀ちゃんは、引っ張りに負けないよう、ぱんだくんが引きます。りゅうママがりくちゃん、私が【元】を引いて。
りゅうママファミリーがいつも山遊びをしているお山へ、今日はリードをつけたままのお散歩です。

大変残念なことに、写真がほとんどありません。
わたくし相変わらず、左の肩と腕に故障を抱え、【元】のリードを持つので精一杯なもので…。カメラが持てません。
っていうか、たとえカメラを持っていたところで、撮影する余裕はなかったかも?
銀ちゃんのパワフルな走りと、【元】のパニック(爆)
なかなかすごかったです。いやぁ、惜しかった。この風景、ぜひ撮影しておきたかったです。できれば動画で(笑)

 

敷地内にいるうちは、できれば顔をあわせない方がいいだろうと、【元】は車の陰に待機。
お庭から銀ちゃんとりくちゃんがやってきて私たちがいる場所を通り過ぎ、通りに出たところで【元】が後に続く作戦です。
が、隠れ方が甘かったせいか、銀ちゃんに見つかっちゃいました。

銀ちゃんガウっ。【元】も応戦。
とりあえずやり過ごして歩き出したものの、銀ちゃん時々、思い出したように振り返っては、ガウっ。【元】もガウガウっ。
最初の100mくらいは、だいぶ気を遣いました、わたくし。銀ちゃんと【元】が、目を合わせないように、目を合わせないように・・・。

【元】は、最初ガウガウしちゃった相手でも、一緒に歩き始めればすぐに気にしなくなることが多いのですが。
こんなに何度もガウガウするようじゃあ、もしかして、最後までおとなしくは歩けないかな? 今回はちょっと、「楽しいおさんぽ」は無理かしら・・・(冷や汗)

な~んて思っていたのですけど。
りゅうママに言わせると、「こんなのはガウガウのうちに入らない」んだそーです。そ・そーなのか。
銀ちゃんがほんとにガウガウしたら、こんなんじゃすまないらしい。【元】のガウりだって、迫力全然ないし。
お互い、「本気の喧嘩をする気がないもの同士」で、ちょっとご挨拶にガウってみました、程度ってことでしょうか。
そういわれれば、確かにそんな程度だったかもしれません。
その時は私、けっこう必死だったのですけど。ここはどっしり構えてていいとこらしい。
わたくし、まだまだ修行が足りません(汗)

 

ま、それはともかく。
とにかく前へ前へと進みたがるパワフル銀ちゃんを先頭に、間にりくちゃんに入ってもらって、【元】がしんがりをつとめます。
お寺の境内を抜けて、裏山へ。
さすがに山道。ハイキングコース程度の、全然険しくはない山ですが、やっぱりアップダウンはけっこうあります。道もくねくねしてるし。
銀ちゃんは勝手知ったるお山です。もうウハウハでぱんだくんを引っ張りつつ、「行こうぜ、行こうぜーーーーっ」のノリ。すでに、後ろからくっついてくるヨソモノなんか、もうどうでもいいみたいです(笑)

 

で、【元】はといえば。
このあたりで、ふと気づいてしまいました。

「おとさんが、おとさんが知らない犬を引いてるでちっ!!!」

これがね、けっこうショックだったみたいで(笑)

 

いつもの【元】のおさんぽ。てれてれ歩いては立ち止まり。あちこちでニオイをとり、上空を飛ぶ鳥を見上げ。
時間はたっぷりかけるものの、距離的には決して長くはないおさんぽ。
これが【元】の定番なのですが。
この日は、すごかったです。せっかくの「楽しい山道」だというのに、周囲の様子を楽しむ余裕もなく。ただひたすらに「知らない犬を引く裏切り者のおとさん」を追います。

でもね、追うったってさぁ、元ちん。
銀ちゃんと走ってるおとさんに、追いつくわけないじゃん、おかさんが(^^;)

【元】、必死で走るのですが、私の引くリードに行く手を阻まれ。ぜぃぜぃどころか、のどをひゅーひゅー鳴らしながら、前進します。
げげげ・げんちん、気管つぶれちゃうよ。ちょっと落ち着いて。おかさん、肩が…腕が…ねぇ、げんちーーん(汗)

聞いちゃいねぇ(--;)
とにかく先に進むことしか考えていません。

お山なんだからさ。あちこちから楽しいニオイもしてきてるだろうし。
日差しの強い日でしたが、お山の中は緑の木陰で、目にも涼しく。アップダウンのくねくね坂道は、のんびり歩いたら気持ちいいだろうなぁ…。
ほら、元ちん、あそこに鳥さんがいるよ。風も爽やかで気持ちいいねぇ。あははうふふ・・・(遠い目)

私の幻想をヨソに、【元】、ひたすら引く引く。ぜぃぜぃひゅーひゅー。

 

お散歩コースの最終地点まで、直線距離としては1.2kmほどだそうです。
が、アップダウンとくねくねのおかげで、そして「おかさん」という名の錘のせいで(笑)、【元】にとってはかなりの運動量だったと思います。

終点で休憩することになり、ようやく携帯を取り出してパチリ。


【元】、ダウン(爆)
最初は普通の「ふせ」だったのですが、よほど苦しかったらしく、少し横向けになってみたり、ペッタンコになってみたり。何度も態勢を変えていました。
耳は90度引き。目を閉じて顔を上に向け、必死で呼吸しています。この後、ベロも口の横から出ちゃってました(笑)
※りゅうママブログのこの日の記事で、口の横からベロを出してる【元】の写真が見られます。
 このときのお散歩風景も、ちょっとだけ写真、出てます。

これだけ疲れちゃうと、もうなんのために走っていたのか、自分でもわからなくなるようで。
銀ちゃんも裏切り者のおとさんも、すぐそこにいるのに。もうそちらに注意も向きません(笑)

 

さすがのパワフル銀ちゃんも、暑さのためか、おとなしく休憩。


耳も引いてないし、暑さで多少はぁはぁしているものの、落ち着いています。
さすがに、体力が違うねぇ、元ちん。

 

この後、Uターンして、りゅうママ家に戻り。
涼しい玄関脇に【元】を繋留させてもらって、お庭で子犬ちゃんたちを見ながら、お茶をいただきました。

が。
知らない場所に繋留されておいてきぼり。
【元】、すぐにひんひん鳴き始めます。
ぱんだくんが様子を見に行き、しばらく【元】のそばに。

いつもなら、おとさんさえ傍にいれば、別に私がいなくったってへっちゃらぴょんの【元】なのですが。
この日ばかりは。
おとさんが一緒にいるというのに、【元】、庭から私の声が聞こえるたびに、ひんひんひん・・・。
「おかさーん。おかさん早く帰ってきてでちー。おかさーーーーん」

やーいやーい。裏切り者のおとさん、嫌われたー(^^)
これで【元】の信頼と愛情は、一気に私のもとへ。ふっふっふ。

思わぬ展開に、ヒソカにほくそ笑むわたくしなのでありました。ちゃんちゃん。

 

な~んてね。
裏切り者認定はこの日だけで、翌日からはまた普通に、「おとさん子」に戻っていた【元】でした。ち。つまんなーい(涙)

 

 

★お・ま・け★

りゅうママさんから、【元】へのお土産にと、丸鶏1羽いただいちゃいました。

翌日、早速ぐつぐつぐつ。


↑かなりビジュアル的にアレな写真(笑)なので、こういうのニガテな方は、クリックしないでくださいね。拡大しちゃいますよー(怖)

 

いつものように、おいしいお出汁は、私たちもオスソワケいただいちゃいましたー。
【元】には、フードにお肉をトッピング。
おいしくいただいております。
「りゅうママさん、いつもありがとう。ごちそうさまでち」

今回は、生まれる直前の、もう殻までできあがってる卵が入っていましたよ~。


左が普通の「キンカン」、右が殻付きの卵です。
生まれる前に「ゆで卵」になってしまった卵さん…(涙)

 

そうそう、Suzukaさん、ギロチン式の犬用爪切りが届きました。
が、今回は煮込み料理のため、もみじの爪は、切りませんでしたー(笑)

 

8 Responses to “おとさんは裏切り者”

  1. テツのかあちゃん
    5月 20th, 2010 | 8:52 PM

    そうだね。そりゃ元ちにとったら一大事だよね。ボクのおとさんが!ボクのおとさんが、他の子と歩くなんて!許せないよね!サラシ首の刑に処する~!くらい罪は重いよね。もうやめてもらおう。元ちのおとさんは元ちのものだ。ね^^

  2. 5月 20th, 2010 | 10:58 PM

    爪切り、やっぱり初仕事は本来の用途がよいですよ(笑)

    うちでも、展覧会の時は私は出陳犬に集中するので、付添いの月やまやすけは母が適当にかまっているのですが(かまうといってもオシッコ&ウンチさせる程度ですが)、私が福やもんちゃんを引いているのを目撃した月がまさにこんな感じです。
    『(酸素がいかなくて)頭ばかになっちゃうよ〜』と母に言われながらも『ヒューヒューゼェゼェ・・・』
    みんなおんなじなんですねぇ・・・。

  3. ゆかこな
    5月 21st, 2010 | 7:25 AM

    おとさんがよその子引いてたら、元ちゃんショックだよね〜?
    元ちの大事なおとさんだもんね?
    おとさん、元ちゃんの信頼を取り戻すのは大変ですよ〜

    ちなみに、小夏は他の犬がいなくても散歩中にお父しゃんが先に行っただけで大騒ぎです。
    ゆかこな、転ばされた事もあります。
    なので、二人で散歩行く時は基本的にお父しゃんにリードを持たせます。

  4. 5月 21st, 2010 | 8:11 AM

    >テツのかあちゃんさん

    最初は見知らぬ大きなわんこ(=銀ちゃん)に気を取られて、気づいてなかったみたいなんですが。
    少し落ち着いて一緒におさんぽするようになったら、気づいちゃったみたいですねぇ。
    とにかく必死でおいかけてました。でも、おいついてどうする気だったんだろう。やっぱり銀ちゃんに向かって「おとさんを返してでちー。がうがうがうっ」だったのかなぁ。元ちん、銀ちゃんにかなうわけないじゃん(笑)
    サラシ首の刑にも匹敵する重罪のおとさんですが、翌日からはもうすっかり無罪放免です。毎日一生懸命お世話している私を押しのけて、おとさんのもとに走る【元】。つめたーい(涙)

  5. 5月 21st, 2010 | 8:15 AM

    >Suzukaさん

    犬用爪切り…初仕事は、猫の爪切りになっちゃいました(笑)

    月ちゃんも、Suzukaさんがほかの犬(って言ったって、身内でしょう、月ちゃん・・・)を引いてると許せないのですね。もんちゃんや福ちゃん、後で月ちゃんに怒られたりはしませんか?
    銀ちゃんを必死でおいかけてた【元】、万が一おいついたらどうするつもりなんだろう?と、ちょっと興味ありました。

    Suzukaさんの(笑)銀ちゃんは、相変わらずパワフルでした。展覧会でもゴキゲンくんだけど、それにもまして、山道ではまさに水を得た魚。楽しそうでしたよ。池(?)のようなところにおなかまで浸かってお水を飲む姿がワイルドでした。写真、撮りたかったなぁ。。。

  6. 5月 21st, 2010 | 8:35 AM

    >ゆかこなさん

    りんりんたちに、会ってきました~。みんな元気でいい子に育ってました(^^)

    裏切り者のおとさんは、翌日にはすっかり無罪放免となり、相変わらず「おとさん大好きでち」な日々です。
    【元】もね、おさんぽでおとさんが先に行くと、慌てて後を追います。「大騒ぎ」ってホドではないけれど、置いて行かれるのはいやみたい。
    二人でおさんぽに行くとき、いつもはぱんだくんがリードを持ちますが、【元】が立ち止まったきり動かなくなってしまうと、私がリードを持ちます。で、ぱんだくんが先に歩き出すと、【元】、ついていきます。ぷぷ
    おとさんがリードを持ってれば「置いて行かれる」ことはないから、安心して立ち止まるけど、おかさんがリード持ってるときは、おとさんが本当に先に行ってしまうので、おちおち立ち止まってもいられないようです(笑)

  7. 5月 21st, 2010 | 11:11 AM

    お疲れ様でしたー。
    ねこたさん、肩とか痛めていたんだったね。
    そかそか、、、山道で大変だったわけだよね。

    甲斐犬って、お父さん子が多いような気がしますね。
    運動性能と男性の力加減がマッチしているのでしょうか。。。
    親分にするなら、安心感のある男性って事なのでしょうかねぇ。

    家は親父よりりゅう婆ちゃんでしたが、それまた物理的精神的にも力関係だったのかなw

    って、ことは、ねこたさんは、ぱんだ君を上手に立てているってことですね!

    山徒の飼い主の妹さんが散歩した時は、後を振り向きつつ歩いた銀ちゃんでしたが、ぱんだ君とはひゃっほーい!と行ってしまいました。
    千葉展で初めてあった時も、行っちゃったしなぁ。
    家は誰も「おかーさーん」って追い掛けてこないかもー(泣

  8. 5月 21st, 2010 | 4:30 PM

    >りゅうママさん

    いや、【元】のおさんぽ自体は毎日やってるので、全然問題ないんだけど。山道だからといってどうということもないんだけど。
    想定外だったのは、【元】のあのスピード(笑)
    まさか、あそこまでおとさんを追っていくとは。ちょっとびっくりでした。やればできるんじゃん、げんげん。

    >親分にするなら、安心感のある男性って事なのでしょうかねぇ。
    そうですね。からだの大きさ、チカラの強さ、足の速さなどで判断するのであれば、やっぱり男性の方が頼れる存在ってことになるのかも。

    >って、ことは、ねこたさんは、ぱんだ君を上手に立てているってことですね!
    【元】が来たばかりの頃、とにかく世話をするのは私ばっかりで、おとさんの顔も覚えてないのでは?と思われました(汗) 
    一緒にお散歩してても、私がいなくなるとひんひん鳴いてましたし。
    で、このままおとさんのことを「このひと知らない人でち!」と思ったまま成長するのもマズいかな、とヒソカに心配した…時期もあったんですよ。
    なので、徹底的におとさんを立てるようにしました、というか、したつもりです。
    おとさんが帰ってくると「ほら、元ち、おとさんだおとさんだっ! うれしーーねーーーーー」と、テンション高く喜んで見せたり。散歩中にもおとさんに隠れてもらって【元】に探させ、みつけたらこれまたテンション高くほめちぎったり。おとさんが家にいるときは、ご飯をあげるのはおとさんから。オヤツもおとさんから。etc…
    そしたら、予想以上に反響が大きかったらしく(笑)
    今では、一緒に歩いているときに私が「座れ」というと、おとさんの顔を見上げてからじゃなきゃ座らなくなっちゃいました(:_;)