テンション高く、山を駆け…

 

日曜日、またまた我が家は、おでかけしてまいりましたよ。

目的地は2つ。
ねこさんちのお山」と、りゅうママ家です。

まずは、ねこさんちにGo!

 

 

高速を降り、途中のコンビニで車を停めて、いったん休憩することにしました。

【元】も少し歩かせようかと、車から降ろしたとたん。いきなり走り出します。
ぴゅーーーーーっっっ
きゃー。

あ。この走りは…。
ととと・トイレね。元ちん、トイレなのねっ。
毎日【元】と一緒におさんぽしてる私には、わかるの。このダッシュは、きっと「緊急うんP走り」だわ。そうに違いない。大変たいへん。
リードを持った私、必死で走ります。
コンビニの駐車場を抜けると、あたり一面、田んぼが広がります。田んぼと田んぼの間の道を、ひたすら走ります。ずだだだだーーーっっ

い・いつまで走るの、元ちん。いいかげん、場所決めようよ。おかさんもう、心臓が・・・。
やっと止まった。かと思ったら。
道の脇の草むらに、ちー。
あ、あれ。うんPじゃなくて、ちーもするんだ。そうなんだ。はぁ。

そして、またダッシュ!
きゃーーー・・・

走るうちに、だんだん私も気づいてきました。
こ・これは「緊急うんP走り」じゃないっ! ただのダッシュだ(__;)

珍しく、なんだか妙にテンションあがっちゃったようです。
ごめん、元ちん、さすがにおかさん、つきあいきれないや。
適当なところで止め、無理やり車に戻りました。ふぅ。びっくりした。

毎日一緒におさんぽしてる私だって、見誤ることはあるんですとも。ほーっほっほ(恥)

 

ま、でも。朝からこんなにテンション高いということは。
もしかしたら、お山でも、すごーく楽しめるかもね(*^^*)

 

で。
予想どおり。
この日は、元気でした~。
リード放した瞬間からダッシュ。
いつものお山遊びは、「歩き・ときどき駆け足」くらいなのですが。この日は、「駆け足・ときどき走り」になってましたよ(笑)

 


「あっち行ってみるでちー!」

 


「今度はこっちも行ってみるでちー!」


「ひょ~ほほ~い。でちー!」
ぴゅーーーーっっ!!

 

この日は、本当にあちこち駆け巡りました。
あっという間に行方不明。
ついでにぱんだくんも行方不明(^^;)

ふたりして、お山の上の方に登っているのでしょうか。
ねこさん&ねこさんの妹うみちょと、下でおしゃべりしつつ待ちましたが、一向に降りてきません。どうしたのかしら?
もう、20~30分くらいは経った感じなんだけどぉ。

とりあえず、ぱんだくんの携帯に、メール。
「ぶじですかー。一緒にいるんだよね?」

返信。
「今、山の上の方にいる。元は、見当たらないなぁ」

えーっ!

どうやら、最初から一緒ではなかったようです(^^;)
なんてこったい。
まあ、どうせそのうち、戻ってはくるだろうけど…

 

少しすると、上の方から、【元】、姿を見せました。藪をかき分けて登場し、あたりを睥睨するかのように、その場で仁王立ち。
おー。元ちんってば、かっこい~~い(*^-^*) (←ばか)

「げーーーーーーーーーーーんっ!!」と呼ぶと、駆け下りてきます。
斜面を滑り降りるようにずざざざーーっと・・・だったらカッコよかったのですが。人間用に作られた階段を、「よいしょ。よいしょ。てってけて~。でち」と駆け下りてきます。「歩いてるだろ」という意見もあったかもしれませんが、いや、あれは【元】なりに「駆け下りた」んですよっ(力説)
すげー。呼び戻し、カンペキ? やっだぁ。なんかすごいわ、私たち。ちょっとかっこいいカンジ!?

駆け寄ってきた【元】、私がおさんぽバッグを持っていない(=オヤツを持っていない)ことに気づくと、すーっと離れていきました。おい・・・(汗)

 

が、ノドが乾いてしかたないらしく、少し離れてはまた、未練がましくこちらを見ます。
「おかさん…。ほんとにお水持ってないでち?」
う・うん、ごめんね、元ち。おかさん、カメラしか持ってないんだよ(汗)
お水の入ったペットボトルは、お山の上の方にいるおとさんが持ってるんだよぉ・・・。

隣にいたねこさんが、【元】に声をかけます。
「【元】、おいで! うちの水道でお水のもっ」
「はいでち! 行くでち~(はぁと)」
嬉々として従う【元】。その場に置き去られる私。
お~い、元ち。誰の犬だよ、あんた(--;)

 

いっぱい遊んで、息の上がった【元】。ねこさんちの外水道で、お水をたくさん飲ませてもらうと、玄関前に、いきなりドデンと寝そべります。
えーと、元さん。ここが、「おヨソの家」だってことは、わかってる?(^^;)

「【元】、くつろぐなら、デッキにあがっていいよ。ここで休みな」
ねこさんがデッキへの扉を開けてくれると、【元】、当然のような顔でデッキに入り込みます。
あんたんちか・・・ここは、あんたんちなのか・・・(ぶつぶつ)

 

「ねこたさんも、部屋でひとやすみしてねー」というありがたいお言葉をいただき。
とりあえず外で、ぱんだくんに携帯連絡。【元】がみつかったこと、ねこさんちにいることを伝えた後、玄関からお邪魔・・・お邪魔しようと・・・したら。

【元】、お部屋の中から玄関まで、お出迎えです。
「あ、誰かと思ったら、おかさんが来たでち。どぞどぞ。あがっていいよ~」
・・・・・え?

ねこさんが、窓を開けてくれたところ、これまた当然のように、デッキから室内へ上がり込んだんですって。
ま、まあ、元ちゃん。図々しいにもホドがあるわよ。おかさん、元ちゃんをそんな風に育てた覚えたは・・・
「ささ、おかさん。遠慮なくくつろいでね~。でち」
う~ん。

 

室内では、このタイド。


すっかりリラックスです。
まぁた、ベロが横からはみ出してるよ~、元ちん。

 


初めてのお宅じゃあないとはいえ。自宅以外のおうちで正体不明で寝こける日本犬牡@一歳越え。
警戒心はお山に捨ててきたのでしょうか?

右からスリッパでちょっかい出そうとしているのは、遅れてお山から下りてきたぱんだくんの手。

 


ひとしきり寝て、目が覚めると。窓辺にて、デッキからの風に吹かれてリラックスムード。
若輩者でありながら、「くたびれ果てたじーさん」のような雰囲気を見事にかもし出します。名優【元】。

 


「あ・・・【元】、また眠くなってきたでちー。Zzz」
この「自分ち」っぷり。ある意味、感心させられます。

 

ところがこの後。
外出していた、ねこさんの妹うみちょが帰ってきて、デッキから窓を開け、室内を覗き込みました。
「げ~んちゃん♪」

【元】、がばっと跳ね起きて・・・。
臨時警戒態勢。低く唸ってみたりなんかします。
「うぅぅ・・・」

な~に言ってるの、元ち。うみちょだよ、うみちょ。さっきご挨拶したでしょう。
きみ、うみちょのお顔べろべろ舐めて喜んでたでしょ。忘れたの?
「アヤシイでち。窓から入ってくるなんて、このひと絶対アヤシイでち。ちゃんとしたひとは、玄関からくるでち。うぅぅ・・・」
いや、何度も言うけどさ。ここんちの「ヨソモノ」は、うみちょじゃなくて、きみだから!
しかも、きみだってさっき、玄関じゃなくて窓から入れてもらっただろ。

うみちゃんごめんね~。大変失礼なムスコでございました(大汗)

 

さて。そろそろお昼の時間。
ねこさんと昼食をとりに行き、そのまま別れて、私たちはりゅうママさんのお宅にお邪魔することになっています。
じゃあ、元ちゃん、そろそろ起きるよ。はい、立って。

リードをつけ、窓からデッキに出します。ちょっとそこで待っててね。
で、私たちは玄関から外へ。表を回ってデッキに向かいます。さあ、元ち、行こ・・・行こう・・・あれ?

【元】が見当たりません。
横手に回ってみましたが、そこのデッキにも【元】はいません。
驚いてあたりを見回すと。

いました。【元】、ねこさんちのドッグランに勝手に入り込んでいます。
でも、どうやって?

 

ねこさんちのデッキには、ランに出入りできる扉がついています。
これは、最初にお邪魔したときの写真ですが・・・こ~んな感じ。


扉を開けて、ランへの階段を下りる途中の様子です。

 

ところが。この日は、この扉、閉まってました。後で確認したので、間違いありません。
扉を押して開けるのは、無理。
じゃ、どうやって? 扉を飛び越えたのでしょうか。それとも、フェンスをよじ登ってランに落下(笑)したのでしょうか。
いずれにしても、下のランまではかなりの高さがあります。
運動系では決して思い切ったことをしないはずの【元】なのに。
あぁ…現場、見てみたかった(涙)

 

さて、その元さんですが。
ランにいるのをみつけて呼んでみたところ。不自然な形で固まって、一向にこちらに来ようとしません。顔だけはこちらに向けますが、動きません。
なにかあったのかな。
不思議に思って近づいてみたところ。なんと、大量のおちっこ中でした(汗)

相当がまんしていたようです。かなり長時間、腰を落としたままの姿勢。
そしてそして、よく見ると。
デッキにいるときにリードをつけておいたので、そのリードを引きずっていき、そこでかがんで「ちー」・・・。
そう、思い切りリードにかかっておりましたとさ。ひー(涙)

 

 

そんなわけで。
【元】、3回目の「お山遊び」でした。
今回が一番、楽しめたかな? テンション高く山を駆け、そして【元】の別荘…いや、ねこさんのお宅で十分休憩させてもらい。
エネルギー満タンだね、元ち(^^)

ねこさんいつもありがとー。お山で遊ばせてねってお願いしたのに、図々しくおうちにまでお邪魔してしまってごめんなさい。

 

名残惜しくてなかなか車に乗ろうとしない【元】を、しょうがないのでオヤツで釣って車に乗せました。

さあ、げんげん。今日はこれから、りゅうママさんちのぱぴちゃんたちに、会いに行くんだよぉ。
ぱぴちゃんたち、大きくなったかな。楽しみだね。今度は、みんなと遊べるといいね!

 

2 Responses to “テンション高く、山を駆け…”

  1. テツのかあちゃん
    5月 31st, 2010 | 9:06 PM

    元ちはなかなか太っ腹だなあ^^いいぞ!そんな感じ!
    ママさん、いつでもどこでもお水とおやつは必須!コレ持ってないと、やつらから見ればタダの人。以後気をつけましょう^^

  2. 6月 1st, 2010 | 2:29 PM

    >テツのかあちゃんさん

    太っ腹というのでしょうか、こういうの・・・(汗)
    でも、なんかおもしろかったから、まあいいやって。ぷぷぷ

    お水とおやつ。基本ですねぇ。
    相方ぱんだくんの方が、【元】と行動することが多いだろうと、最初に渡してしまったのが敗因でした。
    まあ、さんざん遊んで帰ってきたところなので、今更もう、遠くには行かないんですけどね。おやつが目当てのときのように、ぴしっと目の前に座る、というようなことはしませんでしたね。ち(--;)