今日も、おさんぽ日より。

 

甲斐犬オーナーのためのしつけ教室でおなじみ（？）の、山下さんに個人指導をお願いしました。
軽井沢から東京の東北にある我が家まで、遠いところをはるばるおいでいただきまして。今回は主に、お散歩レッスンを。

梅雨時ですし、心配なのは、なんといってもお天気。
でもね。
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが（いないか 笑）、【元】ってば、晴れオトコなんですよ。

思えば、お迎えに行った日。朝からしとしと降り続く雨。
なのに、【元】のお里が近づくにつれ、雨はやみ、雲が切れて、最後はなんとピーカンに！

【元】が初めてお庭で夜を過ごした日も。
天気予報では雨の予報だったのに、結局、雨は降りませんでした。

そしてしつけレッスン当日。

 

 

やっぱりね。
雨は一滴も降りませんでした。すごいぞ元ち！

途中、一瞬日が差してきて、ちょっと暑くなるかな？とハラハラしたのですが、全般的に薄曇りのうちにレッスンを受けることができました。

 

家でお茶を飲んでいただきながら、現在困っている点、改善したい点などをお話しし、さあ、レッスン開始です。
元ち、お散歩だよ～♪

いつものお散歩を見ていただきながら、私たちが挙げた点以外にも、「こういう場合はこうした方がいいですよ」「今のような場合は、こうやって対処してください」「こんなことすると楽しいですよ」などのアドバイスを、たくさんたくさんいただきました。

全部覚えてるか！？　ほんとにひとつ残らず覚えてるのか、私！？

うぅ・・・。多分。だいじょぶ。きっと。
がんばります。

 

さて。
お散歩に行った公園には、大きな大きな池があります。
池のほとりの草むらで、【元】が転げ回って遊ぼうとします。
「これやってると、池に落ちそうで怖いんですよね」と私。
「いや、落ちたって引き上げてあげれば大丈夫ですよ。
　自分で一度失敗すれば、次から注意するでしょう」と先生。

まぁたそんな、気軽に言ってくれちゃってぇ（＾＾；）　と思う間もなく、先生、【元】のリードをゆるめて池のほとりへ。
【元】、喜んで水をのぞきこみます。
片手で水面をチャイ。チャイチャイ。あ－。なんか、楽しいかも！？

楽しいかも楽しいかも。なぁんか楽しいかもでち～♪

あんまり楽しくて我を忘れた(笑)のか、なんと【元】、両手で水の上に立とうとし、あっという間に池に転がり落ちたのでした・・・。
ぽっちゃん。ひー（＾＾；）

でもね。
先生がすぐに引き上げてくださって様子を見ると。濡れ鼠の【元】（濡れるとほんとにネズミみたいになります）、なんだか楽しそうなんですよ。
驚いてパニックでも起こすかと思ったのに。
草むらで転げ回って、濡れたからだに草の切れ端がいっぱいまとわりつきます。なんかはしゃいでます。
そうかぁ、元ち、今のおもしろかったんだ。よかったね。よかったねよかったね（＾＾）

このとき、ふと横を見ると。
少し離れた場所で、【元】とまったく同じように、池に転げ落ちている子犬がいます(笑)
この池は、子犬落ちのメッカなのか！？

そちらの子犬ちゃんも無事ひきあげられました。うん。ひと安心。
あれれ？　よくよく見ると。ん？
「先生、あれ、甲斐犬じゃないですか？」
「ああ、ほんとだ。甲斐犬みたいですねぇ」

ご両親とお嬢さんが、甲斐犬の子犬を連れてお散歩していたのでした。

きゃ～～～。お散歩中の甲斐犬、初めて遭遇しました。
しかも子犬ちゃん！

お話をうかがうと、この子はルークちゃん。【元】と同じ、４月初旬生まれの３ヶ月のお嬢さんなんだそうです。
同じ犬種・同じ月齢とは思えないサイズの違いですが(汗)。
この小柄なお嬢さん、身軽で人なつこく度胸も満点。さっき池に落ちたように見えたのは、自分からいきなり飛び込んだんですって。
まあ、おてんばさん♪

 

濡れたネズミ同士　濡れ鼠の子犬同士のご対面、です。
右が【元】、左がルークちゃん。

【元】はマズルとその周辺が黒ですが、ルークちゃんは全身、顔まではっきりくっきりの赤虎さんでした。
お互い、向かい合ってしっぽふりふり。いやん、かわいい（*＾＾*）

お住いをうかがったところ、東京の南端の方でした。今日は車でいらしたのね。
そうかぁ、ちょっと残念。近かったらお友達になってもらえたのになぁ。
ルークちゃん、ありがとね。またどこかで会えるといいな。

 

「スワレ」は覚えたけど、「フセ」は教えられないでいるんです、と言った私の言葉を受けて。
先生が見本を見せてくださいました。
「こうやって教えるんですよ」
スワレから、ただオヤツを下げて見せるだけでなく、いったん胸元に近づけて【元】が折りたたまれてコンパクトサイズになる形(笑)に持っていってから、徐々に前に動かしていきます。
フセの姿勢になった瞬間に、「フセ」と声をかけてオヤツをあげ、よく褒める。
はるほどなるほど。これを何度か繰り返せば覚えそうです。
「スワレ」からの「フセ」だけでなく、「フセ」からの「スワレ」も忘れずに（*＾＾*）

上の写真は、コンパクトサイズになった瞬間の【元】。

 

そう、この日。お散歩の練習中、ふとしたはずみで【元】が走り出し、油断していたぱんだくんの手からリードがするりと抜けてしまうというハプニングが起りました。
慌てて後を追おうとするぱんだくん。
「追うと、余計逃げます。まず足を止めて」と先生。
当の【元】は、リードフリーになったことにさえ気づかず、ご機嫌で走ります。
ちょっと行ったところでＵターン。今度は私に向かって走ってきます。

おかさんおかさん！　【元】、走れるでちよ～♪

私、その場にしゃがみこみ、【元】に向かって大きく両手を開きました。
「よーし。【元】、こい！」
飛び込んできましたよ、私の腕の中に。いや、ただイキオイあまって…といえばそのとおりなんですけどね(笑)
でもやっぱり、かわいーーーーーーーーーー（*＾＾*）
呼び戻しカンペキわんこのオーナーさんは、きっとこの瞬間を何度も味わってるんだなぁ。幸せだなぁ。うっとり。

 

そんなこんなで、あっという間の３時間。
とっても勉強になりました。
最近、なんだか散歩がマンネリ化してしまい、どうもぴしっとしないなぁ…と感じてました。
いや、「マンネリ化」というのは当たってないかもしれません。私のリードがあまりうまくないことと、【元】の発達に合わせた「小さな楽しいイベント」を用意してあげられないこと、が「ぴしっとしない」原因だと思います。
このレッスンは、【元】にも私たちにも、いい刺激になりました。

いろんなアイディアを取り入れて、今日からまた、楽しいお散歩、がんばります！！

　

Filed by ねこた at 10:32 AM under おさんぽ,おともだち,しつけ,はじめての・・・
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