弥七と印籠と、くーちゃんと

 

先日のエントリーで、「明日は『風車の弥七』のお墓を見に行ってきま~す。」という予告をいたしました。

で。
予告どおりですね、日曜日に、行ってまいりましたですよ。

もちろん、印籠つけてね^^
助さん、格さん、さあ、行きますぞ!

 

場所は、茨城県常陸大宮市。
ねこさんのおうちのご近所です。

午前中、お山で少し遊ばせてもらった後、昼食休憩をとりまして。
近くの道の駅でお昼を食べて、そこから「弥七の墓」へと足を伸ばしました。

 


車内での【元】です。片方のお耳が折れてて、かわいいっ(←ばか)
「ん~。【元】は、オハカなんか見に行きたくないでち。お山に戻って遊んだ方が・・・。ぶつぶつ」
まま、そう言わず。せっかくだからさ、ちょっとはつきあってよ、元ちん。

 


お~! あったあった。ここだぁ。
色とりどりのチューリップと、満開の桜。それに菜の花。「山里の春」って感じです。

 


説明文によると、「松之草村小八兵衛」という忍者が、弥七のモデルなんだそうです。で、その小八兵衛のお墓がこちらなんだとか。
なるほどなるほど。

 

実はワタクシ、弥七の墓をみくびっておりました。
大変申し訳ないことですが、見に来る人なんかほとんどいないんだろうと思っていました。
で、時間もたっぷりあることだし、この観光名所(?)の全体像を撮ったり、お墓の前に【元】をおいて、あっちの角度からこっちの角度から、ブログのネタになるような…いや、思い出に残るような写真を撮ったり、できるといいなぁ。などと夢想していたのでございます。
んが。
意外や意外。「人が押し寄せる」というほどではないにしても、なんだかひっきりなしに、次から次へと、人がやってきます。なかなか途切れない。
なんとなく、足を止めて犬を座らせて、「元ちゃん、ほら。こっちむいて~~」なんて悠長にやっていられる雰囲気じゃない。
う~ん。
・・・無念(__;)

というわけで、写真が少ないです(笑)


ま、とりあえず。先ほどの説明看板の前で、ぱちり。

 

弥七の墓は、後ろの階段を上ったところにあります。


「さあみんな、はやくはやく。こっちでち! こっちが弥七のお墓でち!! 【元】の印籠が、教えてくれてるでち!」
いや、元ちん。印籠が教えてくれなくても、見りゃわかるから・・・(汗)

 

で、お墓の前で記念写真を。


はい。ぱちり♪

 

せっかくの記念写真なのに、印籠が目立たない・・・。残念。
あんまり意味はありませんが、上の写真の、印籠だけアップになるよう切り取ってみました。


 
 
ふぅ。これでなんとなく、(私の)気が済んだかな。

 

近くに、子供二人と両親、おじいちゃんおばあちゃんの家族連れが来てまして。
記念写真を撮るのに子供たちを並ばせようとするのですが、子供がぐずって並ばない。
「え~、もういいよ、写真は」
「なに言ってるの、せっかく来たんだから。記念でしょ、記念」
ああ、私もああやってゴネた覚えがあるなぁ。あの子の気持ち、わかるわかる。うっとうしいんだよね、どこ行っても写真、写真ってさ。
などと笑っていたら、隣でねこさんが【元】を指さし「コイツがしゃべれなくてよかったよねー(笑)」だって。ぷぷ。そりゃそうだ。元ちん、ごめんねー

 

この後はまたねこさんちに戻り、お山遊び第二弾を楽しませていただいた私たちでした。

 

 

さて。
突然ですが、昨日の夕方。おさんぽ帰りに、仲良しのくーちゃん会いましたよ。
わーい、くーちゃん。久しぶりー(といっても、2日ぶりくらい? 笑)

並んで帰ってきて、くーちゃんのおうちの近くまで来たところで、いつものように突然バトル。
しばらく戦って、飽きてくると、ふたりで並んでまったりと寝そべります。あのぉ、ここ、路上だし。あんまりリラックスしてると、車にひかれるよぉ。

私の言葉にはおかまいなしで、おふたりさん、仲良くのんびり。
寝そべったまま、お互いに口だけ、とか、手だけちょこちょこ動かして、相手にちょっかい出してみたり。
くーちゃんのママとよく、「ずいぶん横着な遊び方だよねぇ」なんて話しているのですが。でも実は私、この光景、けっこう好きなんです。遊び疲れて眠くなっちゃった子供が、それでも遊びたくて、眠りに落ちる直前まで頑張って遊ぼうとしてるみたいな感じ。「幸せなコドモ時代」の象徴みたいな光景。

このときは、くーちゃんが【元】の首のあたりに鼻をうずめて、モフモフしていましたよ。ああ、くーちゃん。なんてかわいいの・・・ほろり。
いいよね、こういう仲良し。
ふたりがオトナになっても、ずーっとこんな風に仲良くできたらいいね。なんて、これもまた、くーちゃんのママとよく話していることです。

あたりがだんだん暗くなってきました。
さて、じゃあそろそろ帰ろうか。ご飯の仕度しなくちゃね。くーちゃん、今日もありがとね。また遊んでね。
それぞれの犬を立たせて、さあ歩きだそう。と思ったら。

あれ? くーちゃん、なんか食べてるよ?

「ああ、ほんとだ。また枝かなんか拾ったかなぁ」と、くーちゃんママが口を開けさせて取り出したものは・・・

 

 

 

 

 

 

 


食いちぎられた【元】の印籠(爆)

 

そういや、さっきくーちゃん、【元】の首の毛に鼻つっこんでたっけ(^^;)

あ~あ。やっぱりこうなる運命だったのね、印籠(笑)。
どうも犬の興味をそそるようにできているらしい。
1つ目は3日間、2つ目は2日間。どちらも短い命でした。ちーん。

まあ、弥七の墓の前で写真も撮ったことだし。もう、いっか~。
こうなったらもう、鑑札と注射票は家においておこうかな。なくしたらマズいしね。迷子札さえちゃんとついてれば、別にいいや。

・・・っていうか、くーちゃん。
弥七の墓の記事をアップする直前に、ネタ増やしてくれて、ありがとう(爆)

 

4 Responses to “弥七と印籠と、くーちゃんと”

  1. 4月 20th, 2010 | 11:54 AM

    (T▽T)アハハ! めっちゃウケた!
    短かったなぁ~印籠。
    くーちゃんに この印籠が目に入らぬか! 日\(`へ’)(^m^)(-_- ) って入っちゃったから齧られちゃったんだねぇ。

    弥七ってモデルいたんだね~。
    でも、弥七って忍者じゃなくて盗賊なんだけどなぁ~。
    水戸黄門の本にも書いてなかったから、ほんと知る人ぞ知るなんやろうなぁ~
    行ってみたいスポット帳に書いとくわ(笑

  2. くまのぱぱ@昼休み
    4月 20th, 2010 | 12:18 PM

    >1つ目は3日間、2つ目は2日間

    とくれば・・・・

    とーぜん、3つ目は1日のウンメイ  ですネ。

  3. 4月 20th, 2010 | 1:11 PM

    >フサッチさん

    ぷぷぷ。ウケるよね。なんかの冗談かと思ったよ、私も(笑)
    目どころか、口にまで入っちゃったよー

    私も、弥七にモデルがいるとは知りませんでした。
    小八兵衛は、実際に水戸光圀のために働いた忍者なんだそうです。
    とはいえ、TBSでも弥七のモデルについては言及していないということなので、地元で勝手に祭り上げただけなのでは?という意見も、ネットでみかけました。
    ・・・っていうか、フサッチさん、もしかして水戸黄門フリーク? もしくは時代劇フリーク?
    水戸黄門の本とか読んじゃってるの!? やるなあ(^-^)

    ちなみに、松之草村小八兵衛の名前から「うっかり八兵衛」が生まれたという説(?)もあるらしいっす。

  4. 4月 20th, 2010 | 1:12 PM

    >くまぱぱさん

    それがですねぇ、この印籠、ペットショップの売れ残りワゴンみたいなところに置いてあって、2つ目を買ったとき、それが最後の1個だったんですよ。
    もうあのお店では手に入らないものと思われ。
    多分、ほかの店でも置いてないだろうなぁ。くまぱぱさん、どっかで見つけたら買って送ってください。1日のウンメイってやつを、この私が証明してみせましょうぞ。ふぉっふぉっふぉっ